沖縄・今帰仁村の畑のバナナ 1本の幹から300本! 「めったにない現象」専門家に原因を聞いてみた

沖縄県今帰仁村越地の古民家の畑で育つ島バナナ(高さ約3メートル)が、珍しい実の付け方をしていると話題だ。通常は先端の花芽が実になるが、このバナナは幹にあたる部分(偽茎)から実が飛び出し、約20段の房状になっている。
持ち主の當山一男さん(77)は「10年以上栽培しているが初めて見た。実も300本以上付いている」と驚く。写真で確認した沖縄美ら島財団の植物研究室係長の砂川春樹さんも「めったにない現象。実の数が多いことも珍しい」と指摘。「水やりや肥料の量が多かったり、雨が多かったりしたことが影響したのかもしれない。味には問題がないとみられる」と語った。
島バナナ好きの當山さんは「しばらく、観察を続けて、その後に味見します」と笑顔で話した。(北部報道部・下地広也)沖縄・今帰仁村の畑のバナナ 1本の幹から300本! 「めった…の画像はこちら >>

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