冬型の気圧配置となり、荒れた天気が続いている新潟県内。山沿いでは6日夜からまとまった雪となる予想です。中越・下越では7日明け方にかけ、土砂災害に警戒が必要です。
6日朝早くの新潟市。稲光とともに雷鳴が繰り返し響き渡ります。
寒気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態が続く県内。
最大風速は佐渡市相川で21.2mと非常に強い風が吹いたほか、胎内市では12月の観測史上最大となる17.3mを記録しました。
また、6日夕方までの24時間に降った雨の量は阿賀町室谷で74.5ミリ、新発田市赤谷で57ミリなどとなっています。
平地では7日にかけ、断続的に雨が降り続け、大雨となるところがある見込みで、7日夕方までの24時間に降る雨の量は多いところで上越で80ミリ、下越と中越で60ミリと予想されています。
一方、山沿いでは次第に雨が雪に変わり、7日朝までの12時間に降る雪の予想はいずれも多いところで上中越の山沿いで25cm、下越の山沿いで20cmなどとなっていて、さらにその先も山沿いで雪が続く予想です。
新潟地方気象台は下越と中越は7日明け方にかけ、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。