7日頃から北海道・東北・北陸で荒天 東京都心も真冬のような寒…の画像はこちら >>
7日(土)頃から日本付近には強烈な寒気が南下してきます。北海道から東北の日本海側、北陸は荒れた天気で、降雪量が多くなるおそれもあります。東京都心も真冬のような寒さになるため、防寒が必要です。
5日(木)にかけて 気圧の谷が次々に通過 一時的に降雪が強まる
今日3日(火)~明日4日(水)未明にかけて、低気圧が東北付近を通過します。北海道や東北、北陸では、大気の不安定な状態が続くでしょう。北海道から東北北部の日本海側では明日にかけて断続的に雪で、降り方が強まることもあるでしょう。東北南部や北陸は雨や雷雨で、標高の高い所では雪が降る所もあるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、ヒョウにご注意ください。明後日5日(木)も東北付近を別の気圧の谷が通過するため、北海道から東北の日本海側で降雪が強まる所もあるでしょう。路面状況の変化にご注意ください。
7日(土)~8日(日) 強烈な寒気南下 日本海側は荒天 大雪のおそれも
6日(金)は寒冷前線が本州付近を通過し、次第に冬型の気圧配置が強まりそうです。7日(土)頃は、平地で雪を降らせる目安の寒気(上空1500m付近でマイナス6℃)が、関東北部から山陰付近まで南下するでしょう。北海道から東北の日本海側は雪で、東北北部の平地でも雪が降りそうです。北海道を中心に、ふぶく所もありそうです。北陸から山陰は標高の高い所を中心に雪で、北陸では雪の降り方が強まる所もあるでしょう。大雪になるおそれがありますので、交通への影響にご注意ください。東北の太平洋側の平地や、関東甲信や東海の標高の高い所では雪雲の流れ込む所があるでしょう。路面状況の変化にお気をつけください。
冬道運転の「ふゆとじこ」に注意
この時期、車を運転する際に気をつけていただきたいポイントは5つあります。①冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。②ゆっくりと慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に気温が低いと、普段、慣れている道でも思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。③時には迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを一時的に変更するのも良いでしょう。④時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい事故につながってしまいます。⑤こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると道路が通行止めになることもあります。5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
晴れる太平洋側も7日(土)は真冬のような寒さ 防寒を万全に
晴れる太平洋側も7日(土)をピークに北よりの風が強まり、グッと冷えるでしょう。東京都心でも7日(土)の朝は4℃くらい(12月中旬並み)まで下がり、凍えるような寒さになりそうです。日中は日差しが届いても、最高気温は東京都心で13℃、名古屋でも10℃、大阪でも10℃を少し超えるくらい。北よりの風が強めに吹いて、体感温度をさらに下げそうです。真冬のような寒さになるため、厚手のコートにマフラーなど防寒はしっかりと行いましょう。また、空気がカラカラに乾きます。火の元だけでなく、風邪をひかないよう、お気をつけください。