12月を前に出荷が本格化している新潟市西区特産のサツマイモ『いもジェンヌ』。今年はやや小ぶり傾向だといいますが、「甘さは抜群」だと生産者も太鼓判を押しています。
11月29日、新潟市西区の集荷場に集められていたのは、西区の砂丘地で栽培された特産サツマイモの『いもジェンヌ』です。
出荷が本格化し、この日も生産者などが出荷作業に追われていました。
【生産者】
「今年は形も揃って、いい感じでできている」
【生産者】
「出荷作業をしながら、自分の芋を試食している。『これおいしいな、出荷してもいいな』という感じで毎日食べている」
今年は7月下旬からの日照量が少なかったことなどから、平年よりも小ぶり傾向ですが、その分、甘みは凝縮されていると言います。
そんな、いもジェンヌのおすすめの食べ方は甘みがしっかり感じられる“焼き芋”!さっそくいただいてみると…
【記者リポート】
「一般のサツマイモと違って、とても食感がしっとりしています。また、蜜のような甘さが口いっぱいに広がります。とてもおいしいです」
いもジェンヌは9月~10月ごろに収穫し、湿度90%以上、室温13℃ほどに保たれた貯蔵庫に1カ月以上寝かせることで甘みを最大限に引き出しているといいます。
【JA新潟かがやきにいがた西アグリセンター 福本優さん】
「サツマイモは掘ってすぐだと甘くない。貯蔵をして、デンプンなどで甘くして出荷する。味は変わらず、ばっちりおいしい」
小ぶり傾向のため、出荷量は去年よりも少ない約350トンを見込んでいますが、価格は平年並みだということです。