松下洸平、役作りはひたすら役名を手書きする 瀬戸康史の場合は…

2024年11月27日に放送された、旅番組『美しい日本に出会う旅』(BS-TBS)。
旅の案内人として、俳優の松下洸平さん、瀬戸康史さん、井上芳雄さんの3人がナレーションを担当しています。
同日の放送回では、3人が旅をする特別編の後編が放送されました。
前編では、台本の覚え方など俳優ならではのトークで盛り上がった3人。
テレビ、ドラマ、舞台、ミュージカルで活躍する3人だからこその演技論が繰り広げられました。
後編では、それぞれの役作りの方法についてトークを展開。
瀬戸さんは、「自分からは遠ざけない」とした上で、自分が大きな幹で枝分かれした先に役があるような木をイメージしているそうです。
「どんな役でもできると信じているところがある」と話す瀬戸さんからは、自信が感じられました。
松下さんは「役名を書く」というのですが、その方法が珍しかったようで瀬戸さんは「初めて聞いた」と声を上げます。その方法とは…。
自分の名前ってめっちゃスラスラ書けるじゃないですか。『松下洸平』って一番書きなれた文字だから、役いただいたら、その役名をノートとかに100回とか200回とか書いて。ぶわーって呪文みたいに書いて、(役に)寄せていく感じ。
美しい日本に出会う旅 ーより引用
松下さんは、たくさん役名を書いている間に「自分の名前はこれなんだ」と思えてくるそうです。
2025年1月から、ミュージカル『ケイン&アベル』でウィリアム・ケイン役を演じる、松下さん。
井上さんから「次ミュージカルやるじゃん、外国の名前はどうするの?」と聞かれると、「どうしましょう…」と悩んでいました。
瀬戸さんからは「英語なら筆記体だよね」といわれ、これまでと同じように何度も名前を書いて役作りをするようです。
一方、ミュージカルを中心に活動する井上さんの場合は「どうしたらいいか分からない」といい、「自分でこうしようとか思っても限界があるから、相手の人にもらう」と話していました。
3人の貴重な俳優論に、ネット上ではこのような声が上がっています。
・瀬戸くんのそういうブレないところが好きです。
・毎回、名前を200回も書くのはすごい。もっと聞きたいな。
・3人の演技論、面白い。貴重な時間ですね。
それぞれの方法で作り上げた役柄。
ドラマや映画、舞台の作り手側の話を聞くと、また違った視点で楽しめますね。
[文・構成/grape編集部]

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