政府の補助金終了の影響で、値上がりする電気代。クリスマスへ向けてこれから大忙しの洋菓子店からも悲鳴が…
電気代値上げに洋菓子店から悲鳴 「安く提供したいが値上げしな…の画像はこちら >>
(パティスリーリムーザン 店主 鈴木佑貴彦さん)「電気が必要不可欠。冷蔵庫、冷凍庫、機械も全部電気で動くので、使わないわけにはいかない」
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名古屋市東区の「パティスリーリムーザン」。看板商品のロールケーキや、いちごたっぷりのタルトなどが並ぶショーケースに加え、冷蔵庫や冷凍庫があわせて7台。これらを稼働させるための電気代が去年の同じ時期と比べて1割ほど高くなり、店の経営にのしかかっていると店主の鈴木さんは言います。
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(店主の鈴木さん)「できればもう少し(補助を)延長してもらえるとありがたい」
さらに、いまの一番の気がかりは(店主の鈴木さん)「これからクリスマスシーズンなので、1番気にしているのはイチゴの値段ですかね」
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クリスマスケーキに欠かせないイチゴが、ことしは猛暑が長引いた影響で品薄に。愛知県産のいちごの仕入れ値はいま1パックが約1050円と、去年より100円ほど値上がりしているといいます。
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さらに今後は…。(店主の鈴木さん)「クリスマスになると(イチゴの)種類も選べなくなる。(ここから)値段も1.5倍くらいになるのかなと思う」
10月、私たちが鈴木さんを取材した際、ことしのクリスマスケーキの値段設定については…(店主の鈴木さん)「(クリスマスケーキの)一部商品を値上げしようかと思う」
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こう話していましたが、11月27日に改めて伺うと…(店主の鈴木さん)「いろいろなものが値上げしている状況なので、(クリスマスケーキも)前年より値上げした」去年、3132円だったクリスマスケーキは3500円に値上げです。
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(店主の鈴木さん)「できれば安く提供したいが、値上げしないと経営的に厳しい」クリスマスシーズンは洋菓子店にとって、1年で1番のかき入れ時。(店主の鈴木さん)「予約が例年通り入れば仕事もしやすい」電気代やイチゴの高騰は、街の人気店といえども頭の痛い問題です。