乳がんの1つである浸潤性小葉がん(しんじゅんせいしょうようがん)と診断され、闘病を続けている、タレントの梅宮アンナさん。
2024年11月8日、右胸の全摘手術が無事に終わったことをInstagramで報告していました。
右胸の全摘手術を終えた、梅宮アンナ 明かした心境に「本当に尊敬」の声
乳がんで入院中の梅宮アンナ 「入院中くらい大人しくしておけ!」という批判の声に?
梅宮さんは、「がんにかかる確率が高いにもかかわらず、がんにまつわる情報が少ないから」と闘病中の様子をこまめにSNSなどで発信しています。
いつも、前向きな言葉をつづっている梅宮さん。しかし、同月17日に投稿した動画では、愛犬を抱きながら涙を流していました。
梅宮さんが、泣いている理由とは…。
Anna Umemiya(@annaumemiya)がシェアした投稿
今日は悲しくて泣いているモノをアップする事にしました。
退院して本来なら嬉しいはずが。。
生まれて初めての感覚です。
先ずは、身体が痛いのです。あちこちと。。
退院してからは不快な気持ちではいます。
傷口、脇、腕、カテーテルを入れていたあたりと。。。
痛い痛い。
退院してかなり気持ちが下がりました。
身体が動きたい様に動かず、自分にイライラしてしまう。
何もかも動きが遅い。。
annaumemiya ーより引用
退院できて嬉しいはずが、身体が痛み、さらに思うように動けず自分にイライラしてしまうという、梅宮さん。
「安静にしていたら、さらに身体は動かなくなるから動きたい」といいますが、思い通りにならないようです。
そして、先日初めてお風呂に入った際に、自分の右側の胸の傷を見たといいます。
右側の傷を徐々に観ました。
なくなった胸や傷を観て泣くのではなく、観てやっと痛みの意味を脳が理解し始めて泣いた。。
だから、キチンと痛みを感じる様になって来たんだと思います。
コレが現実です。
この数日、、日に日に痛くて悲しくて
そんな日々なんです。
痛み止めは、あまり効果がいかなな。
私には。
annaumemiya ーより引用
右胸を見て泣くのではなく、痛みの意味を理解して泣いたという梅宮さん。
本来なら嬉しく感じる「退院おめでとう」という言葉も複雑に思い、戸惑っているといいます。
そして、「病気ってあまりオブラートに包んで話すのも違うかなって」と自分の考え方をつづり、「現実をキチンと理解して治療をする。怖がって目や耳を塞いでも、なんか意味がない気がして」と病気と向き合う大切さを訴えました。
梅宮さんが手術をしてから分かったことは「理想のブラジャーが今の世の中に存在しないこと」だといいます。
「胸が小さい人向けの商品しかなかった。傷があるからもっとサイズが大きくないと困る」とつづり、「片方だけブラジャーが欲しい」と乳がん患者向けの下着の少なさを吐露していました。
【ネットの声】
・私も手術後は痛かったです。思い切り泣いてください。
・治療も手術も痛いですよね。梅宮さんの気持ち、すごくよく分かります。
・痛みは人それぞれだと思います。精神的にキツいですよね。
・私もよく涙が勝手に出てきて止まらなかった。
梅宮さんは、もらった下着の、片方の肩は通さず、右側のパットを抜いて使っているといいます。
乳がんは女性の約9人に1人が罹患するといわれている病気です。
梅宮さんのように「片方だけの下着が欲しい」と思う人、乳がん患者向けの下着が増えることを願う人もいるでしょう。
患者に寄り添った下着が開発され、自分に合った下着の選択肢が増えるといいですね。
[文・構成/grape編集部]