元グラビアアイドル・小泉みゆき(39)との不倫が報じられた国民民主党代表の玉木雄一郎氏(55)。
11月11日、「Smart FLASH」は玉木氏と小泉が今年7月と10月に高松市内のホテルや都内のバーで“密会”していたことを報じた。同日の会見で玉木氏は報道を「おおむね事実」と認め謝罪。
党代表としての続投が決定した翌12日の会見では、記者の質問に対し、不倫相手との宿泊に公費を使っていないとも断言したが、その直後にX上で、あるユーザーによって、玉木氏が2023年11月18日に高松市内のホテルに宿泊した際に発行したとされる領収書のコピーの写真が拡散されることに。
1泊2日で2万2000円の領収金額が記載されており、玉木氏は一部から“不倫に経費を使った”と疑惑の目を向けられたが、同日にリプライで《明確に事務所の公務であるため、旧文通費で計上し、自主的に領収書を公開しているものです》と釈明。15日には「文春オンライン」では、小泉が憲法審査会を傍聴し、玉木氏の発言が終わると拍手をしていたことを報じるなど、余波は広がり続けている。
先の衆院選では国民民主党が公示前から4倍の28議席と大躍進し、政権運営のカギを握る存在として注目を集める存在になった玉木氏だが、世間の不信感を払しょくするには当分時間がかかりそうだ。
さらに、ここにきて玉木氏にエールを送った“あるメディアの動き”が一部で波紋を広げている……。
発端となったのは、11月9日に世界日報社が発行する日刊紙「世界日報」のデジタル版で配信された「政界一喝」という連載コラム記事での「玉木氏は若者を一層覚醒させよ」と題した記事。そこでは、先の衆院選で自公過半数割れの大敗を喫した石破茂首相を《退(ひ)き際悪く、首相の座にしがみついている》と糾弾しつつ、議席を増やした玉木氏率いる国民民主党に紙面を割いた。
玉木氏について、衆院選で若者の支持を集めたことや、連立政権入りを放棄したこと、SNSを活用した有権者との“直接対話”などに触れた上で、《投票した有権者の一票を、政策に体現させようと専心している》《その一貫した姿勢は好感が持てる》といった評論が並んでいる。そして、日本の政治が次世代と向き合って諸問題を解決するこを希求し、こう締めくくった。
《玉木氏は若者を政治的に一層、覚醒させよ》
記事では、裏金問題に関する報道を《大手メディア主導の要らぬネガティブキャンペーン》とも非難していた「世界日報」。果たして、一体どのようなメディアなのか。
「世界日報社は旧統一教会(現:世界平和統一家庭連合)と国際勝共連合によって設立された会社です。旧統一教会のHPでは、創始者である文鮮明総裁・韓鶴子夫妻が’89年に韓国で世界日報を発刊したとの記載されています。
安倍晋三元首相の銃撃事件以降、改めて問題視された旧統一教会の機関紙であることは否定していますが、関係が深いことは間違いありません。過去に複数の政治家が世界日報のインタビュー取材に応じた例があり、そのこと自体が“政治家と教団との親密さを証明している”と波紋を呼んだこともあります」(全国紙政治部記者)
そして、玉木氏も’20年に世界日報の取材を受けたことがあり、’22年7月の定例会見で、’16年に世界日報の元社長から2回にわたって個人で計3万円の寄付を受けていたことを明かしている。寄付金は適正に処理したと説明したうえで、旧統一教会との関係は否定。
インタビューについては、当時、都合がつく場合はさまざまなメディア取材に原則的に応じていたとし、今後は世界日報の取材に対応するつもりはないと話していた。
実は今回の不倫報道当日に会見を行った直後の11日午後1時すぎ、世界日報の公式Xが《【読まれています】》と綴るとともに、先の記事のURLを投稿。記事の配信日は会見の2日前であり、世界日報のXフォロワーは2495人(11月15日時点)と特段多くはなく、普段の投稿のインプレッション数は平均数千程度。
しかし、今回の投稿は500件以上リポスト、インプレッション数も75.5万以上(15日時点)など、不倫報道直後ということもあって、いつも以上に注目を集めることに。この投稿に対して、ユーザーの間では、過去の報道も手伝いこんな声が上がっている。
《世界日報による、玉木氏の応援が始まったらしい》《応援になるのか?逆効果では?》《統一教会の期待を一身に背負う玉木さん》