ブナの木が群生している新潟県十日町市の美人林では紅葉が見頃を迎えていて、11月14日は多くの観光客が訪れていました。
山々が秋らしく色づき始めている十日町市松之山。中でも多くの観光客が足を運び、写真を撮っていたのが…
【記者リポート】
「十日町市の美人林。こちらでは13日から葉っぱが黄色くなり始めたということで、ブナ林をだんだん上に見上げていきますと、緑、黄色、オレンジと葉先にかけて紅葉が始まっているのがわかります」
約3000本のブナが立ち並ぶ「美人林」です。
スラリとまっすぐに伸びる美しい立ち姿からその名が付けられた美人林。
地面を埋め尽くす落ち葉と白い幹とのコントラストがまるで絵画の中にいるかのような幻想的な風景をつくり出しています。
【東京から訪れた人】
「来る途中の紅葉も素晴らしかったし、そして、また色づき始めたこの黄色い紅葉もいいなと。(紅葉は)赤いほうが好きだけど、でも、この黄色と木の感じが素晴らしい」
【神奈川から訪れた人】
「地元の人の手入れというか、長年の愛情みたいなのが感じられる」
その景色を収めようと多くの人が写真を撮る中…
【記者リポート】
「美人林の中に入ってみますと、紅葉したブナ林が水面に反射している。こちらに訪れた人は普通のブナ林だけでなくこの水面に映ったブナ林も撮影しています」
美人林の中にある池のみなもには、色づくブナの木々が映し出され、その神秘的な光景に多くの人がレンズを向けていました。
【写真に収めた人】
「青空とブナの白い幹と上が黄色で、それが水面に映るのがすてきだなと思って」
【写真に収めた人】
「(紅葉のため)3週連続で来ている。いいですね、神秘的で」
十日町市観光協会によりますと、美人林は今週末に紅葉のピークを迎える見込みだということです。