風呂の小さな棚、何のためにあるの? メーカーに聞いた『答え』にビックリ

あなたの家の浴槽には、サイド部分に棚のようなものが付いていませんか。
ちょっとしたものが置けるスペースなので、シャンプーやリンスなどを置いている人もいるでしょう。
では、この棚のようなスペースは、本当に棚なのでしょうか。それとも別に機能があるのでしょうか。
住宅設備メーカーの株式会社ハウステック(以下、ハウステック)に聞いてみました。
ハウステックに『浴槽に付いている棚のような部分の正体』を聞いたところ、このような回答がありました。
これはシャンプーなどを置くことができる便利な収納棚です。弊社の『NJ』という浴槽のシリーズには、一般的なボトル類が3本置ける大型収納スペースを設けています。
もともと収納棚として設置されているものなので、シャンプーやリンスを置くのは正しい使い方ということですね。
※画像提供:ハウステック
ハウステックによると、この棚のスペースには収納棚とは別に、もう1つの機能があるそうです。
バスルームを使う人にとってとても便利な収納棚ですが、実はこの部分には、設備の点検やメンテナンスができる点検口があります。収納棚は点検口の蓋の役割も果たしているのです。
点検口からは、給水・給湯のための配管や排水機構など、バスルームの重要な設備の点検やメンテナンスを行うことができます。
バスルームを便利に、そして安心して長く使っていただくための工夫の1つです。
浴槽に付いている棚のような部分に点検口があったとは、知らなかった人も多いかもしれません。
とはいえ、居住者は棚として使って問題ないので、シャンプーやリンスなど置いて、快適なバスタイムを過ごしてくださいね。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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