児童文学作家である、新美南吉さんの代表作『ごんぎつね』。
小学校の国語の授業で読み、衝撃的なラストに涙を流した人も多いでしょう。
そんな本作で、キツネのごんが、兵十という男性の元へ栗やマツタケなどを運ぶシーンを覚えていませんか。
日本各地を旅している、道民の人(@North_ern2)さんが、秋田県由利本荘市にある神社を訪れた時のことです。
境内にある祠で、『ごんぎつね』のワンシーンのような光景を目にしたといいます。
その様子をひと目見た、道民の人さんは「ごん、お前だったのか…」とコメント。
ごんの存在を彷彿(ほうふつ)とする、Xに投稿された2枚の写真がこちらです。
祠にお供えされた、たくさんの栗。
まるでごんが、兵十の自宅に栗を置いていったシーンにそっくりです!
誰が置いたのかは、定かではありませんが、写真からは童話のような世界観が広がっているように感じませんか。
心が和みそうになる1枚ですが、『ごんぎつね』のラストを知っていると、同時に感傷的な気持ちになりますね…。
【ネットの声】
・ごん…。朝から泣いてしまいそうです。
・こういうの弱い。結末を知っているのに、涙を流しました。
・日本の素敵な光景。『ごんぎつね』は悲しいお話ですけど…。
・リスかモモンガの仕業かも。太っていて、いい栗ですね。
見たら『ごんぎつね』を読んだ記憶が蘇るかもしれない1枚。
『ごんぎつね』のような悲劇的な結末ではなく、栗をお供えした側の気持ちが、誰かに届くことを願いたいですね!
[文・構成/grape編集部]