新潟県胎内市の養鶏場で11月5日に見つかった死んだニワトリについて、県は遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザと確定したと発表しました。6日朝からこの養鶏場で飼育する約35万羽の殺処分を始めています。
5日に胎内市の養鶏場で死んでいたニワトリについて、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性が確認されていましたが、その後の遺伝子検査の結果、6日、高病原性鳥インフルエンザであることが確定しました。
県内で高病原性鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン2例目で、県は自衛隊に災害派遣を要請した上で、養鶏場で飼育するニワトリ約35万羽の殺処分を開始。
正午までに約2万3000羽の殺処分が終わり、完了には6日ほどかかる見込みです。
県は養鶏場から半径10km区域内でニワトリなどの搬出を制限する一方、鳥インフルエンザの人への感染は報告されていないとして冷静な対応を求めています。