大統領選盛り上がる米・ニューヨーク 新潟県知事などが現地県人会と交流!世界中の料理学べる大学視察も「新潟とパートナーシップ築き日本校を」

新潟県・花角知事をはじめとする県の視察団は10月末、3泊5日の行程でアメリカ・ニューヨークを訪問。現地の県人会の記念式典に参加するなどし、遠く離れた地の県民と交流を深めました。
10月26日~28日の3日間、現地視察のため花角知事をはじめとする県の視察団が訪れていたのはアメリカ・ニューヨーク。現地滞在中のアメリカ国内はというと…【記者リポート】「マディソン・スクエア・ガーデンでは、トランプ氏の集会が開かれています。会場の電光掲示板には、トランプ氏の姿が映し出されています」大統領選に向けた熱気に包まれていました。【民主党支持者(ニューヨーク在住)】「トランプは全てを後退させる。ゲイの権利やブラック・ライヴズ・マター、移民の権利など」大統領選に関心を示すのは現地の人にとどまらず…【共和党支持者(イギリスから旅行中)】「私はアメリカ国民ではなくイギリスから来た。トランプ氏のロシア・ウクライナ戦争に対する外交姿勢を支持している」
街が大統領選一色に染まるニューヨークで節目の年を迎えたのが、ニューヨーク新潟県人会です。この日行われた設立35周年を祝う式典には花角知事も駆けつけました。【花角知事】「色々な活動を広げる中で、ニューヨークのみならず、北米における新潟県の存在感を高めていただきたい」これまで、現地の県人同士のつながりを深める活動や、南魚沼市から中高生を現地に招き、海外派遣研修事業を支援するなどしてきたニューヨーク新潟県人会。この日は、総勢100名を超える参加者を前に、新発田市の二階堂市長による日本舞踊や新潟市出身の三味線奏者・史佳さんの演奏などが披露され、華やかに会の35周年を祝いました。【ニューヨーク新潟県人会 大坪賢次 会長】「故郷新潟、あるいは日本との架け橋として、これからも故郷のために協力して頑張っていきたい。これからもニューヨーク新潟県人会をよろしくお願いいたします」
こう話す大坪賢次会長が翌日、視察団を案内したのは…【ニューヨーク新潟県人会 大坪賢次 会長】「私はこの学校の親善大使をしていて、この大学の中に日本酒と日本食のクラスをつくった」カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(CIA)はニューヨークに拠点を置く料理大学で、2年生のコースや学士号が取得できる4年制のコースもある名門料理大学です。視察団は理事長たちの案内のもと、広大な敷地に立つ施設を見学。【CIA リックティエチェン副学長】「このキャンパスには47を超えるキッチンがあり、その多くが異なる料理用にカスタムデザインされている」調理実習室や実習用のレストラン、学生が運営するカフェテリアなどを見て回りました。【CIA オーガストチェラディニ理事長】「こちらはイタリアンクッキングセンター。20年前に私がつくった」世界中の料理を学べるとあって、留学生が多く集まるこの大学。訪問団の視察を受け入れたチェラディニ理事長などは今後、日本校の開校も目指したいと夢を語ります。【CIA オーガストチェラディニ理事長】「新潟とパートナーシップを築いて、日本でも料理(学校)を始めたい」遠くアメリカ・ニューヨークで築かれていく新たなつながりが新潟の可能性を広げていくことに期待です。

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