「お隣いいですか?」「どうぞどうぞ」と聞こえてきそう 猛禽類と珍鳥が電線で並ぶ 沖縄・石垣市

【石垣】石垣島で4日、アカハラダカとブッポウソウが仲良さそうに電線に並んでいる姿が確認された。石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(49)が発見し、撮影した。
アカハラダカを見つけ双眼鏡でのぞくと、隣にブッポウソウも止まっていた。小林さんは「5分ほど観察した。猛禽(もうきん)類のアカハラダカと珍しいブッポウソウが一緒にいて、互いに動揺も警戒もしていない感じだった」と目を丸くした。
アカハラダカは体長30センチほどで、中国や朝鮮半島で繁殖し東南アジアで越冬する。虫やカエル、トカゲなどを捕食する。渡り鳥で沖縄には群れで飛来する。
ブッポウソウはくちばしと脚が赤く、光沢のある青や緑に見える羽毛が特徴。夏鳥として日本の本州、四国、九州で繁殖し、冬は東南アジアへ渡る。(政経部・福元大輔)「お隣いいですか?」「どうぞどうぞ」と聞こえてきそう 猛禽類…の画像はこちら >>

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする