衆院選、新潟県内5つの選挙区すべてで立憲民主党に敗れた自民党。こうした中、自民党県連は10月28日に党議を開き、混乱が生じた今回の選挙戦を振り返りました。
28日に開かれた自民党県連の党議には衆院選に出馬した4人が出席しました。
【比例で当選 国定勇人 氏】
「これまで多くの先輩の代議士と活動をしてまいりましたが、微力ではございますけれども、全力でこれから先も政治活動を進めて参る所存ですので…」
国とのパイプ役が激減した自民党。今後の県政への影響も避けられません。
【比例で当選 斎藤洋明 氏】
「参議院のお二人と国定代議士と私とで、新潟県のご要望につなぐべきは、精いっぱいつないでいかないといけないと思う」
一方…
【無所属で出馬も落選 細田健一 氏】
「(2000万円について)返金の意向は話したが、具体的にどうなっているかは確認をしないといけない。ただ、実務的には党のほうからは制度的にできないという話も」
混乱に満ちた今回の選挙戦を受け、県連は今後、政治資金問題をめぐる党本部の対応なども含めて結果を分析し、取りまとめる方針を確認。
また、党本部に求めている無所属で出馬した泉田さんの除名については、まだ結論が出ていないとし、引き続き対応を求める考えです。
【自民党県連 岩村 良一 幹事長】
「(鷲尾さんは)惜敗率が4位の方と近かったので(比例復活できなかった)。その影響はやはり泉田さんが無所属で出たと。党籍を持ったままであれば、やっぱり除名をするべきであると」