三重4区で当選を確実にした、自民党・前職の鈴木英敬氏に聞きました。
Q.今の率直な気持ちから聞かせてください。→本当に、こういう状況の中でも2期目の当選をさせていただいた、ご支援いただいた全ての関係の皆さんに心から感謝を申し上げたいと思います。そして、初当選させていただいた前回以上に身の引き締まる思いであります。反省して仕切り直して、しっかり国会で仕事してこいと後押ししていただいたんだと思いますので、しっかり仕事で結果で恩返ししていきたいと思います。
当選確実の三重4区 鈴木英敬氏(自民)一問一答「自民党を変え…の画像はこちら >>
Q.前回は全国の新人候補の中でトップの得票率ということだったんですけれども、今回の選挙戦で、鈴木さんが感じたことというのはどんなことでしたか。→まだ票が開けていないので、得票率との関係はちょっと申し上げるの難しいですが、私が感じたところでは、2009年の選挙もやっていますので、あの頃はやっぱり野次とかがね、たくさんありました。今回はそういう直接的な野次みたいなものは、あんまりありませんでしたけれども、皆さん何ていうか胸の中に何かつかえておられる、そういう部分もあるのかなという先行きが見えにくい手探りなそういう状況の中で、でもそれを払拭していくために私は今回、1人でも多くの方にお会いするっていうのをテーマに選挙活動をやってきたんで、1人でも多くの皆さんにお会いしてその空気感を感じ、そして、もう一度託していただく。そういうことに努力をしてきました。
Q.三重県知事でもいらっしゃいました。三重県の皆さんは期待を持って英敬さんを国政に送り出したと思うんですが、今回の件で相当ショックを受けられている県民の皆さんもいると思うんですが、今後どのようにしていこうと今誓っていますか。→そうですね、そういう本当に失望をさせてしまったことについて、本当に心から深くお詫びを申し上げたいと思いますし、深く反省をしています。私公示より前にですね、100か所以上で説明をしてまいりましたし、また公示期間も150回の街頭演説やりましたが、毎回この問題でお詫び反省をつとめてまいりました。引き続きしっかりあの反省の思いを込めて、そしてそういう思いであるからこそそれをぶつけて政治を変えていく、古い政治のお金の流れを断ち切るそういうことがですね、政治人生かけてやっていくということがこれから一朝一夕にはできないかもしれませんが、信頼を取り戻していく。そういうことなんだと思っています。
CBC
Q.鈴木さんの知事時代、10年5か月ずっと取材させていただきました。鈴木さんの最大の当時の魅力というのは、やはり県民との距離の近さであったり、そしてクリーンさだったと思うんですね。県民の距離の近さ短さから言うと、今回の件について「英敬さん、ちゃんとやってよ」とお叱り受けませんでした?→お叱りというか、しっかりやらなきゃ駄目だよっていうことと、加えて反省してしっかり頑張れと、政治を変えてくれ、自民党を正してくれとそういうお声もたくさんいただきましたね。
CBC
Q.自民党総裁選では、それこそ小林鷹之さんをいの一番でね、応援してたと思います。小林さんあたりの世代と鈴木さんはこれ一緒になって、自民党の政策活動費も含めて、これ全部変えていくっていうことできないんでしょうか?→いやもうおっしゃる通りですね。実は最終日、小林鷹之さんが最後のマイク納めのときに最後の最後来てくれました。彼の演説からも、私の演説からも、ぜひしっかり自民党を変えたい。我々の世代で変えたい、古いシステムにあぐらをかいてる人たちでは絶対変えられないから、我々が変えたいそういうことを申し上げましたので、ぜひそういう動きをこれからもしっかりしていって、そしてそれを結果で見せていく仕事でお示ししていく、そういうことをですね、ぜひぜひやっていきたいというふうに思っています。
Q.具体的には政治と金の問題をどう変えていきますか。→私もずっと言ってましたけども、政策活動費は廃止、それから旧文通費は全面公開と、残額の全額国庫返納、それから第三者機関を作る。もう透明にできないお金は全部やめる、お金は透明にする、そういうことを原則にやっていきたいと思います。