鍋の季節! 鮮魚市場で聞いたオススメ食材は「スズキ」「フグ」「イカ」 一方で“冬の野菜”はまだ高い

25日、名古屋市内のスーパーを覗いてみると…白菜やネギ、キノコ類など、お鍋に欠かせない食材の数々や、約20種の鍋スープがずらりと並んでしました。(買い物客)「気温も下がってきたので温かい物を食べたいなと。つみれ鍋にしようと思っています」「きのう(お鍋を)しました。豚ちゃんこ鍋かな」
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調理も簡単で、これからの季節に食卓で大活躍のお鍋ですが…(スーパーヤマト大幸店 黒田敦司店長)「今なんでも値上げしている時期なので、野菜も天候の関係で色々値上げしている。鶏肉も値上がっていますね。ニワトリも暑くて」
物価高の影響で、お鍋の定番食材も軒並み値上がりしています。(買い物客)「ネギだね、ネギが高いね。1週間ごとに値上がりしている」「豆腐がちょっと(高い)。今までが安かったのかもしれないけど、値上がりしているかな」「野菜もそうですけど、肉が高い。豚肉とか下手したら倍ぐらい。(お鍋を)食べたいなと思うけど、値段が高いので、ちゅうちょする時がある」
(松田亘哲記者)「愛知県大府市の直売所です。こちらでは朝、地元でとれた野菜がたくさん並んでいます」
ここは愛知県大府市の「げんきの郷」。地元で採れた新鮮な野菜が集まる直売所ですが、25日朝もたくさん並んでいました!
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(げんきの郷 浅田貴仁副店長)「(野菜と果物は)50種類くらいで、品種でいうと100くらい毎日並ぶ」
では、鍋料理の具材としてかかせない野菜の値段はどうなっているのでしょうか。(げんきの郷 浅田副店長)「野菜全体、やはり冬物は夏の猛暑の影響で少し高い」
白菜はこのひとつが300円前後。副店長は「高い」と言いますが、一般的なスーパーよりはリーズナブルなお値段です。夏の猛暑の影響で収穫が遅れていることが値上がりしている原因です。
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一方、しいたけ、キノコ類は例年並みの値段だということです。そこで、他にもオススメの野菜を聞いたところ…
(げんきの郷 浅田副店長)「ブロッコリーも(鍋に)入れてもおいしい。ごま豆乳鍋などに入れるとおいしいと思う」
これからが旬のブロッコリー。一つが220円ほどです。これから気温が下がってくるとさらに甘みが増します。
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では、今後、野菜の値段はどうなっていくのでしょうか。
(げんきの郷 浅田副店長)「キャベツや白菜に関しては、十分作っているという情報はもらっているので、これからは安定して出荷してもらえば、価格も落ち着いてくる」一方、野菜売り場のすぐ隣には魚がずらりと並んでいます。「魚太郎大府店」です。知多半島の港に水揚げされた新鮮な魚貝類が直送され、リーズナブルな値段で販売しています。
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平日でも賑わう売り場…。秋の鍋に合う魚として店頭で案内されていたのがスズキです。(魚太郎 大府店 佐藤茂樹副店長)「この時季に南知多の方でよくとれる魚なので、どんどん値段も下がってくる。淡泊であっさりとした味が特徴」
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スズキはどんな食材とも相性がいい白身魚。季節の野菜をたっぷり入れた鍋で味わいたいものですが、25日の値段はこの切り身が480円ほど。これから寒さが増すと半値以下になる見込みだといいます。
(魚太郎 大府店 佐藤副店長)「天然フグがおすすめ。ぶつ切りにしてそのまま鍋に入れるとおいしい」
また地元でとれた天然のフグが、カゴひとつで540円。寄せ鍋に入ると最高です!そして、まさに今が旬のコウイカもおすすめ!1ぱい700円ほど(25日の価格)。(魚太郎 大府店 佐藤副店長)「胴体は刺し身で食べて、げそを(鍋に)入れてもらえれば。イカのだしが出ておいしいと思う」
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