10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議。新潟県勢では、帝京長岡高校の茨木佑太投手とオイシックス新潟アルビレックスBCの下川隼佑投手がともに育成指名を受けました。2人は夢の舞台での飛躍を誓っています。
「第2巡、選択希望選手…千葉ロッテ、茨木佑太」【帝京長岡 茨木佑太 投手】「現実では考えられない。本当にうれしいことだったので」ロッテから育成2位指名を受け、兄に続きNPB入りを果たした帝京長岡高校の茨木佑太投手に…「第3巡、選択希望選手…ヤクルト、下川隼佑!」【オイシックス 下川隼佑 投手】「諦めかけながら見ていた。本当に呼ばれてよかった」ヤクルトから育成3位指名を受けたオイシックス新潟アルビBCの下川隼佑投手。プロ野球ドラフト会議では、県勢から2人の投手が育成指名を受けました。【帝京長岡 茨木佑太 投手】「育成なので這い上がるしかない。感謝を結果で返せるようやっていきたい」【オイシックス 下川隼佑 投手】「すぐに支配下に上がって活躍できるように頑張りたい」
一夜明けた25日、ヤクルトから育成3位指名を受けたオイシックスの下川投手は、いつもと同じように練習に臨みましたが…【オイシックス 下川隼佑 投手】「(昨夜は)寝るのはちょっと時間がかかった。いつもはバタンキューなんですけどね。目が冴えていた」2021年に新潟に入団し、アンダースローから繰り出す巧みな投球術が武器の下川投手。今シーズン参戦したNPB2軍戦では102奪三振を記録してリーグ奪三振王に輝き、夢の舞台を手繰り寄せました。【オイシックス 下川隼佑 投手】「自分はアンダースローで人と違うと思うので、自分らしさをしっかり出していけたら。自分が活躍することで『オイシックスに入ろう』とか『オイシックスからプロに行こう』と思ってもらえるようになりたい」
一方、NPB2軍戦参入にあたり、NPB入りする選手数の目標を5人以上としていたオイシックス。球団としてその壁の高さも実感させられるシーズンとなりました。【オイシックス 橋上秀樹 監督】「改めてNPBの壁というか、レベルの高さというか、そういうのを痛感しながらドラフトを見ていた」【新潟アルビレックスBC 池田拓史 社長】「球団全体として、色んな練習環境だったり、試合に望む環境というのも、一年の中で春先に比べれば改善できた部分もあったが、まだまだ取り組めることもある。また来年以降、全力でサポートして、一人でも多く夢が叶えられるように、球団として育成環境などを見つめ直す機会にしたい」それでもファンは祝福とともに、下川投手のNPBでの活躍を期待し送り出します。【ファン】「応援しているヤクルト球団になったのでよかった。うれしかった」【ファン】「ヤクルトはピッチャー不足なので、すぐ支配下に上がれるチャンスがあると思う。ずっと狙ってもらって、神宮で見られるように期待している」新潟からのエールも背に誓うのはさらなる飛躍です!【オイシックス 下川隼佑 投手】「新潟の誇りを胸に頑張ります!」