「公務員志望」から「侍ジャパン」へ駆けあがった最速159キロ右腕 愛知工業大学 中村優斗(21)【注目!プロ野球ドラフト会議2024】

2024年10月24日(木)に開催される「プロ野球ドラフト会議」。CBCテレビが注目する地元選手を紹介する。
ことし3月に行われた、侍ジャパンの強化試合「日本代表VS欧州代表」。名だたる選手がそろうなか大学生の中村優斗投手がマウンドにあがると、1イニングを1奪三振、無失点に抑えた。武器は最速159キロのストレートだ。
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長崎県出身の中村投手。小学2年生のときに野球を始めた。諫早農高時代は公務員を志望していた無名の選手だった。転機となったのは高校2年生の秋、かつてマリーンズで活躍し首位打者にも輝いたことのある平井光親氏との出会いだ。
愛知工業大学 平井光親監督
現在、愛知工業大学の野球部の監督を務める平井氏から「一緒にプロを目指そう」と勧誘された中村投手は入学を決意。
愛工大入学後は体づくりに力を入れた。徹底したウエイトトレーニングで体重が10キロ増加、それに伴い球速もアップした。高校時代は140キロ台だったストレートは、大学1年の秋に151キロをマーク。その後も年々球速はあがり、現役のアマチュア球界では最速の159キロをたたき出すまでに成長。公務員志望だった高校生は、一躍ドラフト1位候補へと成長した。
CBC
中村投手は「プロ野球は小さい頃からの憧れ。いままでやってきたことを、ブレずにやっていきたい」と話す。
【中村優斗(なかむら ゆうと)】・176センチ 86キロ・右投げ 左打ち/投手・2003年2月8日生まれ・好物は「矢場とん」のみそかつ

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