解凍時にやりがち? 肉のNG行動に、厚労省が「やめましょう」

冷凍した肉を料理に使う際は、あらかじめ解凍しておくと調理しやすいですよね。
しかし、解凍してしまった後に「やっぱり使わないかも…」という状況になった人もいるかもしれません。
その場合、「もう一度冷凍してはいけない」といわれていますが、なぜなのでしょうか。
厚生労働省は解凍した肉の再冷凍について、食中毒の危険があると注意喚起を行っています。
料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理しましょう。解凍した食品をやっぱり使わないからといって、冷凍や解凍を繰り返すのは危険です。冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖したりする場合もあります。
厚生労働省 ーより引用
解凍した際に肉から出るドリップといわれる水分には、食材に付いていた細菌が含まれていることがあり、短い時間でも繁殖する可能性があります。
肉を解凍するのであれば、必要な量だけ解凍するようにしましょう。
※写真はイメージ
肉を再冷凍することは避けるべきですが、厚生労働省によると、解凍時にも注意が必要だといいます。
冷凍食品など凍結している食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめましょう。室温で解凍すると、食中毒菌が増える場合があります。
厚生労働省 ーより引用
解凍する際は、電子レンジを使用するか、流水で解凍しましょう。流水解凍をする際は、気密性の高い容器に入れて行うのがポイントです。
※写真はイメージ
一度解凍した肉を使わないからといって再度冷凍すると、食中毒になる恐れがあります。
適切な量だけを解凍するのがベストですが、余分な量を解凍してしまった時は、火を通してから保存するなど工夫すべきですね。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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