金武町大綱曳、23年ぶり開催 東が3分21秒で勝利 町内全5区が参加 沖縄県

【金武】金武町大綱曳(ひき)が19日、金武地区公園で23年ぶりに行われた。町民が東(あがり)と西(いり)に分かれ、長さ約80メートル、重さ約5トンの綱を引いた。1回勝負で東が3分21秒で勝利した。前回は金武区と並里区のみだったが、今回は町内全5区が参加した。
金武大綱曳は、綱作りの担い手不足などで2001年を最後に途絶えていた。金武区が昨年の観月祭で綱曳の前座儀式「テービー」を復活させたことから、大綱曳開催への機運が盛り上がり実現した。
仲間一町長は「町民が一体になれた」と喜んだ。町大綱曳推進委員会の儀武剛委員長は「本綱は与那原大綱曳で使用された綱を使ったが、次は町民手作りの綱で実施したい」と意気込んだ。(北部報道部・下地広也)金武町大綱曳、23年ぶり開催 東が3分21秒で勝利 町内全5…の画像はこちら >>

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