「銀河鉄道の夜」を舞台化 ダンスと影絵のコラボ、心象的な物語を描く 10月27日に那覇文化芸術劇場なはーとで

宮沢賢治の童話を基にした舞台「銀河鉄道の夜」が27日午後2時からと同6時から、那覇文化芸術劇場なはーとである。コンテンポラリーダンスと影絵のコラボレーションで、心象的な物語を描き出す。演出・振付・構成は知花幸美、影絵作成・操作は奥平麻衣子。組踊音楽歌三線の人間国宝・城間徳太郎も参加する。
銀河鉄道の旅をする孤独な少年ジョバンニと親友のカムパネルラが、不思議な光景を目撃し、さまざまな乗客たちに出会うという物語。今回で3回目の舞台化となり、さらに練り上げを図る。城間に出演を依頼したのも「古典音楽を取り入れたら、どうなるだろうか」(知花)との考えからだという。
知花は「原作は想像力をかき立てられる。奥平さんの影絵も美しく、温かい死生観が表れている」と話している。
他の出演はKanon Komesu、ChiChi、茉莉花、照屋舞生好、伊野波都ら。入場料は5千円。問い合わせはYUKIMIバレエ・コンテンポラ・スクエア、電話098(988)0565。

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