市川市の住宅が荒らされた事件で、千葉県警は18日夜、住居侵入と強盗致傷の疑いで自称横浜市旭区南希望が丘の内装工、高梨謙吾容疑者(21)を新たに逮捕した。同事件を巡る逮捕者は、一時連れ去られた50代の住人女性を監禁した容疑での藤井柊容疑者(26)に続いて2人目。
高梨容疑者の逮捕容疑は仲間と共謀し、17日午前1時15分~2時45分ごろ、この住宅に侵入し、50代女性の顔を殴るなどして「カネはどこだ。殺すぞ」などと脅し、軽乗用車1台や携帯電話機を奪った疑い。
県警によると、18日午前1時35分ごろ、神奈川県警都築署に自ら出頭してきた。市川の住宅から奪ったとみられる車は見つかった。容疑を認め、他の強盗事件にも関与したという趣旨の話をしているという。
県警は容疑者らが「闇バイト」に関わりがある可能性も含めて調べる方針。