リニア中央新幹線 工事現場周辺の地盤沈下 1か月半で2.4センチ→4.4センチに拡大 「扉が閉まらない」新たな被害訴えも

地盤沈下が、1か月半で2センチも進んでいました。
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岐阜県瑞浪市大湫町にあるリニア中央新幹線のトンネル掘削工事の現場周辺では、井戸などの水位低下が17か所、地盤沈下が14か所確認されています。JR東海によりますと、ことし8月末の時点で最も大きかった場所の地盤沈下は2.4センチでしたが、10月7日にこの場所を改めて計測したところ、2センチ増えて4.4センチになっていたということです。
CBC
(大内延男さん)「また下がっている。ここが特にひどいね、この真ん中」トンネル工事現場近くにある大内さんの自宅では、ことし7月ごろから敷地の一部が2センチほど沈み、コンクリートにひびが入っていたほか…。
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(大内延男さん)「これ、閉まらない。戻っちゃう」10月に入って新たに、扉が閉まりにくくなるなどの被害が出ているといいます。
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JR東海は9月から家屋調査を実施していて、大内さんの自宅にも1か月ほど前に調査が入りましたが。(大内延男さん)「家屋調査もやってもらったけど、その報告が全然ない。音沙汰がない。不安やわね」
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JR東海は地盤沈下とトンネル掘削工事の因果関係については「不明」としていますが「地下水の水位が低下したことの影響も否定できない」との考えを示しています。

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