食材や電気代などの値上がりは、洋菓子店にも影響を与えています。
クリスマスケーキにも値上げの危機「イチゴが間に合わない」 洋…の画像はこちら >>
名古屋市東区にある洋菓子店。フルーツがたっぷりのったロールケーキに、濃厚な味わいのチョコレートケーキが並びます！しかし、“値上げの波”はこの店にも…（『パティスリー リムーザン』鈴木佑貴彦 店主）「（値段を）9月に少し上げました」
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一切れ570円ほどだったショートケーキは、583円に。約490円だったロールケーキやチョコレートケーキは、518円と30円ほど値上げしました。その背景には、食材費以外の要因も…
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（鈴木店主）「1番は電気代ですかね。冷蔵庫と冷凍庫がたくさんあるので、それにかかる電気代も結構負担になっています」長引く暑さの影響で、去年の同じ時期に比べ、電気代は2割ほど高くなっているといいます。さらに、ケーキの持ち帰りに必要なアレも…
（鈴木店主）「包材は、全て値上がりしている状態」ケーキを入れる時に使う箱も、20円ほど値上がり。こうした中、原料費を少しでもおさえようと、店の定休日には…
（鈴木店主）「（Qこれからどちらへ？）ちょっと買い出しに行くところです」食材を業者から仕入れるだけでなく、少しでも材料費を抑えるため、休日返上で、自らお得な食材を探し回る日々が続いています。
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（鈴木店主）「（Qどういったものを買う？）フルーツが多い。普段はフルーツ店から仕入れているけど、どうしても割高な部分もあるから、安いスーパーで買い物をすることが多い。“安いよ”って聞いたら、見に行くようにしている。少しでも安く買えればなと思って。休みを利用して買いに行く」
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この日訪ねたのは、格安をウリにするスーパー。ところが、今が旬の洋梨は、値段が高く断念。特売価格だったキウイや、少量の巨峰などを購入しました。
（鈴木店主）「思ったような物はなかったですね。少しでも安い方がやっぱりいい」物価高のなかでも、なんとかお店を維持するために努力を重ねています。しかし、今後も続く物価高騰。まもなくシーズンを迎える、クリスマスケーキにも影響を及ぼす可能性があるといいます。
（鈴木店主）「1番はいちごですかね…」クリスマスケーキに欠かせないイチゴが、この冬品薄で値上げの危機に…！
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（鈴木店主）「種付けができていないと聞いていて、イチゴがクリスマスシーズンに間に合わないということですよね」この店では原料費の高騰で、1ホール3024円だったクリスマスケーキを、去年、3132円に値上げしましたが、ことしも…
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（鈴木店主）「（クリスマスケーキの）一部の商品を値上げしようかなと思う。（イチゴは）なるべく多めにたっぷりのせるつもりだが、不安が大きい。一番大変な年じゃないですかね、今年は」迫り来るクリスマスシーズン。お客さんの満足と価格との間で、頭を抱えています。