「クラシックの起源知ってほしい」騎士階級だった吟遊詩人の世界観 歌と中世ハープで再現 那覇市の銀舎サロンで10月18日演奏会

【東京】欧州で親しまれた11~13世紀の中世音楽の演奏会が18日、那覇市久米の銀舎サロンで開かれる。歌と中世ハープの演奏で、当時の騎士階級だった吟遊詩人の世界観を再現する。
歌は夏山美加恵さん、ハープ奏者は渋川美香里さん。どちらも都内在住で、夏山さんはオランダ、渋川さんはイタリアとスイスで中世音楽を学んだ。
銀舎サロンオーナーで都内に住む県出身の阿部瑠衣子さんと2人が出会い、演奏会が実現した。
夏山さんは「バロックより数百年前の音楽の演奏は珍しい。クラシックの起源で、騎士たちがたしなんだ歌を知ってほしい」と来場を呼びかけた。
昼夜2部構成で開演は昼の部が午後2時、夜の部は午後7時。料金4千円。19日は中世音楽のワークショップもある。チケットの購入は阿部さん、電話090(8350)8418。

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