プロが教える収納テク 考え方に「実践します」「なるほど」

見た目をそろえるために、同じデザインの収納ケースを並べている人も多いでしょう。
しかし見た目こそきれいに整っても、「使いにくいかも」と感じたことはありませんか。
『使いやすい』収納にするためには、自分の使い勝手に合うよう整理整頓することが大切です。
『片付けアドバイザー』としておうちが整うヒントを数多く投稿している、sayaka.(sayaka_j89)さんのInstagramから、収納の心得を教えてもらいましょう。
sayaka. |整理収納・片付けアドバイザー(@sayaka_j89)がシェアした投稿
sayaka.さんいわく、収納で大切なのは『自分に合った方法かどうか』なのだそう。
sayaka.さんが実際に経験した失敗と改善ポイントを参考にしてみましょう。
中身が見えないタイプの収納ケースは、生活感を隠せて見た目がスッキリします。しかしこの収納を冷蔵庫に取り入れると、中身が把握しにくく効率的ではなかったそうです。
冷蔵庫収納で大切なのが『賞味期限の把握』。これを見落としてしまうと、無駄に食材を買ってしまったり期限を切らしてしまったりします。
『透明タイプのケース』にすれば中身が透けて見えるので、何を入れているかを把握でき、無駄もストレスも軽減できるでしょう。
調味料ケースをそろえるときれいですが、詰め替えやお手入れの手間がストレスになりがち。また詰め替えてしまうと、賞味期限が分からなくなってしまいます。
最低限のものだけ詰め替えをし、そのほかのものは元のパッケージのまま使うのがおすすめだそうです。
中身を隠せる蓋付きケースは、スッキリとした収納の味方です。しかし、蓋の開け閉めがストレスになる場所での使用は適さないそうです。
蓋付き収納ケースが向いていない場所の1つが、引き出しの中。引き出しを開け、さらに収納ケースの蓋を開けなければならず、作業が増えてしまいます。また中身が把握しにくいのも懸念点です。
引き出しの中は外からは見えないので、隠そうと神経質になる必要はありません。蓋のない収納ケースを使って、取り出す時の手間を省きましょう。
薬の箱は大きさがバラバラなので、同じ大きさのケースに入れ替えたいかもしれません。
しかし入れ替えてしまうと、何の薬が入っているのか使用期限がいつなのかが分からなくなってしまいます。
薬は家族全員が使う大事なもののため、箱のまま収納して管理するのがいいでしょう。
さまざまな情報を参考にするのもいいですが、その方法が自分に合っているとは限りません。
自分や家族がいかに快適に使えるかを優先することが大切です。
自宅の収納を見直して、自分とって『正解』の収納方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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