給湯器の電源は付けっぱなし?切る? 節約するなら… 「勘違いしてました」

自宅でお湯を使うのに欠かせない『給湯器』。電源を付けっぱなしにする場合と使い終わったらその都度消す場合とでは、どちらがお得なのでしょう。
給湯器にかかる光熱費を節約して安全に使う方法を紹介します。
『東京ガス』の公式サイトは、『給湯器のリモコンの電源は、常に切ったほうがガス代はお得なのか』という疑問に対して以下のように解説しています。
一般的なリモコンで操作するタイプの給湯器では、リモコンの電源をONにするだけでは、ガス代はかかりません。
給湯器は、構造上、実際にお湯を使う際にガスが燃焼するため、リモコンの電源(スイッチ)が入っているだけの状態ではガスは燃焼しておらず、ガス料金はかからないということになります。
東京ガス ーより引用
リモコン電源のオン・オフとガス代は関係ないようです。
※写真はイメージ
給湯器にかかる光熱費を少しでも減らしたい人は、お湯を利用しない時にはリモコンの電源を切るといいでしょう。
給湯器のリモコンを含む電化製品の多くは、利用していない時にもすぐに使えるように『待機電力』と呼ばれる微量の電力を消費しています。
こまめにリモコンの電源を切ることで、年単位で数百円程度の節約効果を期待できるでしょう。
ただし、給湯器の電源プラグを抜くのは厳禁です。凍結防止機能が効かなくなり、給湯器の破損や配管の破裂といったトラブルにつながる恐れがあります。
給湯器の設定温度を用途に合わせて調整することで、ガスの消費を最適化できます。
メーカーや製品によって適切な設定温度は異なるため、お使いの給湯器の推奨設定温度を確認したうえで、お湯の温度を調整しましょう。
給湯器を使わない時はリモコンの電源を切ったほうが節約になるのかについて解説しました。ガス代はお湯を出す時にしか消費されませんが、待機電力は少しずつ消費されています。
お湯の使用状況に合わせて給湯器を適切に利用して、節約につなげてみましょう。
[文・構成/grape編集部]

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする