そのまま捨てないで! 間違えると怖い『ゴミ出し』の事実に「やっちゃってた…」

ゴミの分別に迷った経験はありますか。
『燃えるゴミ』『資源ゴミ』などの分別は分かっていても、普段あまり出さないゴミを出す時には、どのように捨てたらいいのか分からない場合もあるかもしれません。
間違えたゴミの出し方をしてしまうと、ゴミを収集する際に大きな事故につながる可能性があるため、正しい知識を持っておくことが大切です。
間違えると危険なゴミ出しについて、くらしのマーケット(curama.jp)の公式Instagramで呼びかけている注意喚起をみていきましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
ゴミの出し方を間違えて大きな事故にならないよう、『そのまま捨ててはいけないゴミ』についての知識を身につけておきましょう。
まずは、捨て方を間違えると火災や爆発といったトラブルにつながりかねないゴミについてです。
捨てる時は中身を使い切るか、出し切ってからにします。ほかのゴミと分け、透明や半透明の袋にまとめて入れたら、袋の表には中身の記載をしておきましょう。
中身を出し切るため穴を開ける方法は火災の危険性もあることから、缶に穴を開けずに出すよう決められている自治体もあります。事前に必ず確認してください。
モバイルバッテリーやボタン電池に使われるリチウム電池は、ほかのゴミと混ぜて捨てると火災の原因となるため、専用の回収ボックスへ捨てる必要があります。
回収ボックスは公共の施設や家電量販店に設置されているので、探してみましょう。
使い切れなかったペンキや食用油を中身が入ったまま捨ててしまうと、爆発や飛び散りの原因になってしまいます。
中身を使い切れなかった場合は、紙や布に染み込ませて捨てるようにしましょう。容器は必ず空の状態にして、蓋は開けた状態で捨ててください。
火災の原因になるため、捨てる前に中身を使い切ってガス抜きをしましょう。
操作レバーを押し下げ、着火したら拭き消して輪ゴムなどでレバーを固定します。ガスが出ているか心配になりますが、シューという音がしていればOKです。
必ず火気のない風通しのいい場所で作業をおこない、半日ほど放置しておきましょう。その後、着火しても火がつかなければ作業は完了です。
自治体により分別方法が異なるため、確認するようにしましょう。
次に、ゴミの回収時にケガの危険性のあるゴミについてです。
竹串をそのまま捨てるとゴミ袋から竹串が突き出てしまい、収集時に手に刺さる危険があるため、捨て方には配慮が必要です。
竹串は半分に折り、紙や布でくるんで燃えるゴミとして出します。空き箱などに入れて捨てると、さらに安心ですね。
刃物は刃先を段ボールなどの丈夫な素材のもので巻いて固定します。表に危険物であることを記載し、自治体で指定されているゴミの日に捨ててください。
割れたものもそのまま捨ててしまうと、収集時にケガの危険性があります。
割れたガラスや蛍光灯は、新聞紙などにくるんで危険がないようにします。透明の袋に入れ、表に中身を記載してから指定のゴミの日に捨てるようにしましょう。
竹串と同様、鋭利なものは袋から突き出てしまうため、ケガをしないよう工夫が必要です。厚紙や新聞紙などにくるみ、表に『危険』と記載して指定のゴミの日に出します。
小さな画びょう類は厚紙にくるんで、ガムテープなどでぐるぐるに巻くと安全に捨てられるでしょう。
なおどのゴミも、自治体によってルールや分別方法が異なる場合があるため、お住まいの地域のゴミ出しについて確認することが必須です。
ゴミは出した後に作業員の人が収集してくれていることを忘れてはいけません。火災の事故やケガがなく安全にゴミが回収されるように、私たちにできることをおこなっていきましょう。
[文・構成/grape編集部]

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