「皆さんには世話になった」名古屋 河村たかし市長 9日午後にも辞職願提出へ “今職を投げ出すのか”など批判相次ぐも…

きょう(9日)衆議院が解散。3年ぶりの総選挙が行われることになります。名古屋では、河村たかし市長がこの後、辞職願を提出する構えです。
9日午前9時。名古屋市内の河村たかし市長の事務所前には、多くの報道陣の姿が。
(名古屋市 河村たかし市長)「長いこと名古屋の皆さんには世話になった。これから国会で名古屋のことを応援する」 Q:辞表持っている?「今持ってない」Q:まだ書いてない?「書いてありますよ」
戦後最長となる4期15年の任期を務めた、名古屋市の河村たかし市長。9日午後、辞職願を提出するのです。
しかし、辞職を巡っては議会側から批判が相次いでいました。
(自民党市議団 藤田和秀団長)「(仕事を)全然やりきっていない、やりっぱなし」
(名古屋民主市議団小川俊之団長)「議会の開会中にもかかわらず、途中で辞職するというのは、甚だ議会軽視だ。市民に対しても大変無責任」
名古屋城の天守閣木造復元は、バリアフリー化を巡り計画がストップするなど重要課題が山積しています。一方で、子どもの医療費無料化やコモドドラゴンの誘致成功など成果も残していますが、今職を投げ出すのか、市議会の会期中に辞めるのは議会軽視ではないかなどと批判が出ていました。
任期を半年残す中での辞職。河村市長はきょう(9日)この後、市議会の田中議長に辞職願を提出する予定です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする