新造船の導入決定! ことし34歳“バブル期の雰囲気漂うレストラン船”で東京湾3港めぐり

「海の東武スペーシア」的な豪華さ!
日本郵船が2024年9月30日、グループ会社のクルーズクラブ東京が運営するレストラン船「レディクリスタル」の後継船を建造すると発表しました。そのレディクリスタルを使い、11月3日「文化の日」に、第6回「秋の東京湾クルーズ 三港巡り旅」が開催されます。
新造船の導入決定! ことし34歳“バブル期の雰囲気漂うレスト…の画像はこちら >>レディクリスタル(乗りものニュース編集部撮影)。
レディクリスタルは最大200名程度が乗れる小型のレストラン船(346総トン)で、クルーズクラブ東京が品川(天王洲)を拠点にレストラン船として一般の貸切運航を提供しています。「飛鳥II」などで知られる郵船クルーズと同様、日本郵船の数少ない客船事業のひとつです。
同船のデビューは1990年で、東武鉄道の特急「スペーシア」などと同時期。バブル経済期ならではの豪華さや余裕を感じさせる内装が特徴です。
11月3日は品川-川崎-横浜3港を巡るランチクルーズ・アフタヌーンクルーズを開催。各クルーズとも定員は約40名です。ランチクルーズはコース料理付きで大人(中学生以上)1万4800円、アフタヌーンクルーズは特製弁当付きで8800円となっています。
当日は、京浜運河(川崎港)ガイドの小倉幹子さんが、川崎工場夜景ナビゲーターとして同乗し、川崎の魅力を伝えます。船上から普段なかなか見る事のできない工場や発電所、湾岸エリアの情報をガイドする予定だそうです。
また、クルーズクラブ東京によると、日中なので羽田空港や行き交う船を撮影したい人にもおすすめとのこと。レディクリスタルは360度の移動が可能なデッキを備えているのも特徴です。
レディクリスタルの後継船は、同じ前畑造船(長崎)で建造され、2027年就航の予定。ディーゼルエンジンに加えてバッテリーを搭載し、水素燃料の活用も検討しているという「ハイブリッド型電気推進船」となる見込みです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする