株式会社良品計画が全国に展開している、生活雑貨などを取り揃えた『無印良品』。
商品のパッケージを見ると、製造工程などのこだわりについて丁寧に書かれた説明文が目に留まるでしょう。
山下義弘(@tyarinko)さんが『無印良品』に足を運んだ時のことです。
同店が販売する菓子『コアラパン』にまつわる説明文を見た投稿者さんは、次のように気持ちをつづりました。
「おまえ、そんな悲しい過去を秘めていたのか!」
一体、なんと書かれていたのでしょうか…。
『コアラブーム』の時代に作られ、今では使われなくなっていた古い焼き型を活用しました。
生地は天然酵母で発酵させています。
1980~90年代頃に巻き起こったとされている『コアラブーム』。当時ブームに乗って作られたコアラ型の焼き型は、残念なことに現代では需要がなくなってしまったようです。
そんな焼き型を「再び活用できないか」といった発想から、『コアラパン』は開発されたのでした…!
『コアラパン』が誕生した背景を知った人からは、4万件以上の『いいね』が集まるとともに、「応援したい」と思う人が相次いでいます。
・重い過去を背負っている…。『コアラパン』、応援したくなりました。
・また使ってもらってよかったね!今度買ってみよう。
・えええっ!そんな悲しい過去が…。涙なしでは語れませんね。
なお投稿者さんが写真に収めた1枚は、『無印良品』による企画展『良品には、わけがある。展』の展示物の一部。
大阪府内にある『無印良品 グランフロント大阪』にて、2024年9月20日から10月14日までの期間限定で開催されているとのことです。
ほかにも、『無印良品』が誇るさまざまな人気商品の『誕生秘話』が楽しめそうですね!
[文・構成/grape編集部]