冷蔵庫はスカスカがいいって本当? 実は… 「盲点!」「冷凍庫は違うんだ」

冷蔵庫に入れておいた食材を傷ませてしまったことはありませんか。
購入した食材を無駄にせずおいしく食べ切るためには、冷蔵庫の使い方が大切です。
消費者庁食品ロス削減【公式】(@caa_nofoodloss)のXから、冷蔵庫の上手な使い方を紹介します。
#冷凍庫 のじょうずな使い方、知ってますか。冷凍庫は、食品を満杯にしておいたほうが、冷却効果が高くなります。野菜が安く売っていた時など、購入・下処理して冷凍しておくのもよいですね。逆に冷蔵庫は冷気が回りやすいように、詰めすぎないようにしましょう
短い期間で食べるものは冷蔵室、長期保存させたいものは冷凍室と、使い分けて食材を保存している人は多いでしょう。
実は冷蔵室と冷凍室とでは、使い方がそれぞれ異なります。食材の詰め方によっては、冷蔵・冷凍効率が悪くなってしまう恐れがあるそうです。
一般的に、『冷蔵室にものを詰め込みすぎるのはよくない』といわれています。詰め込みすぎることによって冷気がうまく循環せず、食材が冷えにくくなるためです。
冷蔵効率が悪いと電気代が上がるのはもちろん、食材が傷む可能性もあります。
冷蔵室に入れる食材の量は、冷蔵庫の容量の7~8割を目安にし、『すき間』を作って入れることを意識!冷気の通り道を作り、食材に冷気が行きわたるようにしてください。
また、すき間を作れば食材の場所が分かりやすくなるので、出し入れがスムースに。ドアの開閉時間が短縮し、冷蔵室内の温度をキープしやすくなるでしょう。
一方で冷凍室の場合は、食材を詰め込んでおいたほうが冷却効果が高くなるそうです。
凍っている食材は、それ自身が保冷剤のような役割を果たします。すき間なく詰め込めば、食材同士で冷やし合えるので省エネになるのです。
購入した肉や魚、野菜を上手に冷凍するのもおすすめ。食材自体が長持ちするのに加え、冷凍庫のすき間を埋めて冷却効果を上げることにもつながります。
逆にすき間がある状態だと、冷凍室の開閉時に暖かい空気が入ったり、冷凍室の冷気が外に逃げたりしやすくなるので注意してください。
食材の傷みにつながるだけではなく、冷凍室内を適正温度に下げるために多くの電力を消費してしまいます。
※写真はイメージ
冷蔵庫に食材を収納する際は、それぞれの収納スペースに合わせて入れ方を変えることが大切。
どのスペースにおいても、食材にまんべんなく冷気が行きわたるよう意識しましょう。
消費者庁が発信している食材の入れ方のコツを参考にしながら冷蔵庫の収納を見直し、食材を上手に保存してくださいね。
[文・構成/grape編集部]

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