副業の収入「月3万円未満」が最多 確定申告要の「20万円超」を稼いでいる人はどのくらい?

MS-Japanが運営する転職エージェント「MS Agent」は9月24日、「副業」に関する実態調査の結果を発表した。調査は8月31日~9月8日、働く男女240名を対象にWEBアンケート方式にて行われた。

調査によると、勤務先で「副業が認められている」人は37.1%。実際に「副業をしている」(13.3%)あるいは「したことがある」(11.3%)人は24.6%と約4人に1人。年代別にみると、副業経験者の割合が最も高い年代は「40代」で29.5%。

副業の内容はアフィリエイトやネットショップ運営、YouTubeなどのオンラインビジネスや、ライティング・翻訳、データ入力などが挙げられた。

続いて、副業を始めた理由を教えてもらったところ、「生活費にあてるため」(40.4%)、「貯金・運用にあてるため」(36.8%)、「趣味や交際費にあてるため」(31.6%)が上位に。

毎月の副業収入を教えてもらったところ、「3万円未満」(32.3%)がダントツに多く、次いで「5万円以上~10万円未満」(19.4%)、「10万円以上~15万円未満」(16.1%)と続き、8割超が20万円未満であることが明らかに。副業などによる収入が年間20万円を超えると確定申告が必要になるため、その範囲内で副業を行う人が多いよう。

また、副業を行っている時間を聞くと、「本業が休みの日」(48.4%)や「本業の勤務終了後」(45.2%)に回答が集中した。

次に、副業を辞めた理由を聞いたところ、「本業が忙しくなったため」(46.2%)が最も多く、半数近くを占める結果に。次点は「副業に対するモチベーションが低下したため」(26.9%)が続き、「今後副業を再開したいと思いますか?」と聞くと、88%が「再開したい」と回答した。

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