石破茂元幹事長、自民党総裁選のライバルへ思い明かす「彼に対して嫌な思いを持ったことは一度もない」

自民党総裁選(27日投開票)に立候補している石破茂元幹事長(67)が、このほど国会内でスポーツ紙合同インタビューに応じた。ライバルの小泉進次郎元環境相(43)について「私は彼に対して嫌な思いを持ったことは一度もない」と明かした。
前回総裁選では小泉氏と組み、「小石河連合」として河野太郎デジタル相を応援したが、今回は対立の構図。それでも「この人(小泉氏)は必ず総理総裁になる人だと思ってきた。お父さん(純一郎元首相)に、防衛庁長官に抜てきしてもらわなければ今の私はない。彼(進次郎氏)のことは本当に大事にしていきたいし、使い捨てにすることがあってはいけない」と思いを吐露した。
小泉氏が即解散を主張している衆議院の解散時期については「国民の方々にご判断いただけるだけの材料を提供することも我々政権与党の責務」と指摘。党首討論会などを十分に行った上での解散を示唆した。
一部の世論調査ではトップの人気を集める。「若くもなれないし、イケメンにはほど遠い。なぜ1位なのか分からない」と首をかしげつつも、“最後の戦い”と銘打つ総裁選を地道に戦い抜く。
○…石破氏はドジャースの大谷翔平投手にも言及。「私らが子どもの頃は日本人が大リーグで活躍するなんていうのは考えられなかったこと。大リーグは全く違う世界だと思っておりました。ナショナリズムみたいな話ではなくて、日本人がそういうところで活躍できるようになったことに、時代の移り変わりを感じますし、素直に応援できるってことは日本人にとって幸せなことじゃないかなと思っております」と目を細めた。

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