斎藤元彦兵庫県知事が21日、日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時、読売テレビ制作)にスタジオ生出演した。
斎藤氏は、パワーハラスメントなどの疑惑告発文書問題で、県議会の全会派(議員86人)が19日に知事不信任決議案を共同提出し、賛成86票の全会一致で可決した。
このため斎藤氏は地方自治法に基づき、10日以内に辞職・失職か、議会解散の選択を迫られている。辞職、失職したら50日以内に知事選が行われる。解散すれば40日以内に県議選があり、改選後の議会で3分の2以上が出席、過半数が賛成すれば不信任決議が成立。議会通知を受けた時点で失職する。
スタジオで斎藤氏は今の心境を問われ「改めて県民のみなさまに今の県政、大きなご心配、それからご不安ですね、それからこのままで県政大丈夫か?と抱かさせてしまっていることは本当に申し訳ないなというふうに思っています」と述べた。そして、進退について問われ「今いろいろ考えている状況ですね」と述べ「私の人生もそうですけど兵庫県政にとっても大事な局面ですから少しずつ自分の思いは固まりつつあるんですけど、しっかり考えたいと思っています」と明かした。