冷蔵庫の扉 頻繁に開け閉めしてない? デメリットに「マジ?」「控えます」

冷凍庫のトラブルで、よく耳にするのが「庫内に霜や氷が付いてしまった」というもの。「もしかして故障?」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
一体なぜこのようなトラブルが発生するのか、冷蔵庫・冷凍庫メーカーとして知られる東芝ライフスタイル株式会社公式サイトより、原因を解説します。
あわせて対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
冷凍庫に霜や氷が付く原因は、扉部分に発生する小さな隙間。
隙間から湿気を含んだ空気が庫内に流入し、冷やされれば結露が生じます。これが霜や氷となっているのです。水分が多く含まれる食品を入れた時にも、同様のトラブルが起きる可能性があります。
冷凍庫の扉にはパッキンが付いていますが、以下のような理由で隙間が生じてしまいがちです。
・扉部分に食品パッケージの一部がはさまっている
・スライドケースが奥まで閉まっておらず、扉に干渉している
・冷凍庫内に食品を詰め込みすぎて、目安の高さを超えている
どのケースも、一見きちんと閉まっているようにも見えるかもしれません。食品の入れすぎには十分に注意して、確実に閉まっているかどうかこまめに確認するのがおすすめです。
東芝ライフスタイル株式会社の公式サイトでは、以下のような可能性も指摘しています。
●扉を頻繁に開けたり、長時間、開けたままにしていませんか?
外気の侵入が多くなると、庫内で結露が発生し霜になる原因になります。扉の開け閉めは少なめに、極力すばやくするなどしてください。
東芝ライフスタイル株式会社 ーより引用
扉の閉まり具合やパッキンに問題がなくても、開いている時間が長くなれば、そのぶん多くの空気が庫内へと流れ込んでしまいます。霜や氷が気になった時は、自分自身はもちろん、家族の行動も思い返してみてください。
※写真はイメージ
冷凍庫内に霜や氷を発生させないためには、普段の使い方が重要です。
まず意識したいのは、食品を詰め込みすぎないことです。中身が増えれば増えるほど、扉部分にパッケージがはさまったり、スライドケースがしっかり閉じられなくなったりする可能性は高まるでしょう。
また、どこに何があるのか把握できないため、扉を開けて探す時間も長くなります。すっきり整理整頓しておけば、開けてすぐに目当てのものを取り出すことができるでしょう。在庫確認が容易になれば、無駄な買い溜めを防ぐ効果も期待できます。
『お弁当用冷凍食品』や『冷凍ごはん』は、収納ボックスなどにまとめておくのもおすすめです。手間なくまとめて取り出せるため、扉の開閉回数を減らし、1回当たりの時間を短くできるでしょう。
冷凍庫内に霜や氷が付いてしまった時には、やわらかい布を40℃くらいのぬるま湯にひたし、軽く絞ってから拭き取るのがおすすめです。庫内の汚れも、すっきりきれいにできます。
霜や氷を付着させないための工夫を取り入れつつ、定期的なお手入れも忘れないようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]

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