『虎に翼』38年越しのロングパス 涼子とよねの心温まるやり取りに「愛だ…」「ほんといい仲間」

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19日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、寅子(伊藤沙莉)の同期生・涼子(桜井ユキ)が抱いてきた思いが判明。38年越しのロングパスに心温まる視聴者が続出している。
1971年(昭和46年)冬、晴れて司法試験に合格した涼子。報告のため寅子の自宅を訪れ、よね(土居志央梨)と3人で話をするが「私、司法修習を受けるつもりはございませんの」という。
涼子にとっての司法試験合格は「強いて言うなら、世の中への私なりの“股間の蹴り上げ方”かしら」と言い、「私を、すぐにかわいそうで不幸な存在に落とし込もうとする世の中に。弁護士になれなかったんじゃない。ならなかった…。この先、弁護士になるもならないも、私の手の中にある。せめてそうしたかったの」と胸の内を明かす。
今後は司法試験を目指す若者に法律を教える場を作りたいという涼子は、喫茶店を経営するようになって以来「いつも心によねさんを住まわせて生きておりましたのよ」といい、「弱音を吐きそうになるといつも心のよねさんが叱咤してくださるの」と笑った。
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女子部時代、法廷劇でしつこくヤジを飛ばした男子学生に女子学生らが反撃した際、よねは小橋(名村辰)の股間を蹴り上げ。
寅子たちは足を負傷したよねを住み込みで働いていた「カフェー燈台」に送っていくが、そこで涼子は「私、今まであなたとなるべくご一緒したくないと思っておりましたの。その…お気立てに難がおありでしょ?」とストレートに告白。
しかし、法廷劇でのよねの行動に惚れ惚れしたことを伝えると「私もあなたのように周りを気にせず声を上げられるようになりたい。躊躇なく股間を蹴り上げられる…」と尊敬の念を示していた。
涼子はやがて新潟で喫茶店を開くが、店の名前は「喫茶ライトハウス」。“ライトハウス”は“燈台”の意だ。
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よねは自身のことを「頼もしい」という涼子に「調子のいいことを言うな。お気立てに難があると言ってただろ」と返すが、涼子は「あら、そんなこと言いましたっけ?」と、さらり。
視聴者からは「涼子さま…泣泣泣」「涼子様の中に住むよねさん最高じゃん」「涼子様にお気立てに難があるって昔言われたこと覚えてるの愛だ…」「よねさんがお気立てに難があるを何十年も根に持ってたかと思うとカワイイ」といった声が上がった。
涼子が「お気立てに難がおありでしょ?」と発言した1933(昭和8)年から38年越しのロングパス。終電を逃すほどに語り合った様子の3人に「この3人で和やかにこんな時間を過ごせるなんてねー」「ほんといい仲間だなあ。お友達ってより、やっぱり同志って感じだよね」とほっこりした人も多いようだ。

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