正しい使い方できてる? 国民生活センターの注意喚起に「ヒヤッとした」「全国民が見るべき」

高い場所での作業や移動で使う、脚立やハシゴ。
掃除や電球の交換などをする際にとても便利なので、家庭に1台はあると安心ですよね。
消費者問題や暮らしの問題について発信している、国民生活センターのウェブサイト。
同ウェブサイトによると、脚立やハシゴにまつわる事故が多数報告されているといいます。
中でも多いのが転落事故。転落事故を起こした約半数の人が、入院治療が必要なほどのケガを負っているそうです。
※写真はイメージ
では、脚立やはしごの事故を防ぐためには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。同ウェブサイトに記載されている、以下の情報をご覧ください。
・脚立やはしごを使用しない方法を検討しましょう。・一人きりでの作業はやめましょう。より安定性の高い用具を選択しましょう。・あらかじめ無理のない計画を立て、作業中の「あと少し」をなくしましょう。ヘルメット、動きやすい服、滑りにくい靴などを事前に準備しておきましょう。・確実に設置し、バランスを崩しにくい姿勢で使用しましょう。・転落した場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
国民生活センター ーより引用
決して1人で脚立やハシゴを使用しない、ヘルメットや滑りにくい靴を準備するなど、当たり前のことに思えるかもしれませんが、「自分なら大丈夫」と過信している人もいるのではないでしょうか。
脚立やハシゴを、どうしても使わなければいけない時には、上記の情報を守りましょう。
以下では、実際に起きた事故をもとに、脚立やハシゴの間違った使用方法について見ていきます。
【NGな使い方】
・三脚脚立を折りたたんだまま、立て掛けて使用する。
・段差がある場所への脚立の設置する。また、その状態で天板の上に乗る。
・天板の上に座ったり、またがったりする。また、脚立の上で無理に物を押したり引いたりする。
・脚立の支柱から身体を乗り出して作業する。
なお、ハシゴを垂直に立て掛けると、後ろに転倒してしまう恐れがあるため、立て掛け角度は約75度にするのがよいそうです。
※写真はイメージ
脚立やハシゴを使用する際は、上記の点に気を付けて、安全に使用しましょう。
国民生活センターの注意喚起には「病院で働いているけど、脚立やハシゴの事故で運ばれる人がめっちゃ多い」「本当に危ないよね。全国民が見るべき」「ヒヤッとした。みんな気を付けて!」などのコメントが寄せられています。
誤った使い方をすると、最悪の場合、命に関わることもあるため、脚立やハシゴを使用する際は、国民生活センターの情報を思い出してみてください。
[文・構成/grape編集部]

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