なんて美しい瞳! 病気で目が開けられなかった猫が目を開けると?

2024年6月、カナダのアルバータ州にある猫の保護施設『リトル・キャッツ・ロスト』に1匹の野良猫が預けられました。
ジギーくんと名付けられたそのペルシャ猫は、見るからに健康状態が悪かったそう。
検査の結果、ジギーくんは全身が白癬菌(はくせんきん)に感染していることが分かったのです。
足の指は痛みとかゆみで歩けないほどで、目はまともに開けられない状態だったのだとか。
そんなつらさに耐えていたジギーくんの表情はすっかり落ち込んでいるように見えたといいます。
ジギーくんの世話を任されたのは、猫の保護活動に協力しているエリン・マクドナルドさん。
白癬菌は真菌感染症の中でも非常に治りにくいのだそう。
また、動物から人に感染するため、触る時には細心の注意が必要です。
エリンさんは医師の指導のもとで、毎日ジギーくんの体を薬で洗い、根気よく世話を続けています。
その結果、ジギーくんの皮膚の状態は少しずつ改善。
そして約2か月後、パッチリと目を開けられるようになったジギーくんがこちらです!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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ジギーくんの目はこんなにきれいなオッドアイだったのです!
保護された時は病気によってほとんど抜け落ちていた背中の毛も、しっかりと生えてきました。
同年8月に投稿された動画では、ジギーくんが再び歩けるようになり、オモチャで遊べるほど元気を取り戻している様子が公開されています。
Erin McDonald(@kleokatta)がシェアした投稿
これらの投稿には「これは大変な仕事だよ。エリンさんありがとう」「ジギーがハンサムな猫に戻った」「すごい変身ぶりだ!」などの声が上がりました。
同年9月現在、ジギーくんの治療はまだ続いていますが、将来的には完治が期待できるそうです。
エリンさんの愛情と献身的な世話によって、ジギーくんが1日も早く完全に健康な体を取り戻せるといいですね。
[文・構成/grape編集部]

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