秋の味覚“クリ”の収穫スタート!農家は栽培に苦労も…天候に恵まれ大きく育ったクリ「いっぱい食べて」【新潟】

新潟県加茂市では秋の味覚“クリ”の収穫が始まっています。今年は天候もよく、適度に雨も降ったため、大きなクリに仕上がったということです。

【齋藤正昂アナウンサー】
「加茂市の山あいに来ています。こちらの木になっているトゲトゲした中にあるのが収穫を迎えている秋の味覚・クリです」

加茂市狭口地区にある飯岡佐治雄さんの畑では、早生品種のクリ「ぽろすけ」と「ぽろたん」の収穫が始まっています。

木から落ちたクリをそのまま拾う収穫作業。中には刺さると痛い「いが」に覆われたまま地面に落ちるクリもありますが…

【飯岡佐治雄さん】
「(いがを)足で広げて収穫する」

その作業を齋藤アナウンサーも体験させてもらいました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「これ結構難しいですね。うまく足の位置が…で、こうやっていがをむいて」

【飯岡佐治雄さん】
「いいクリ。まるまると太ってツヤもあるし」

今年は天候にも恵まれ、適度に雨も降ったことから、大きなクリに仕上がったということです。

面積約6アールの山の傾斜地で6品種のクリを栽培している飯岡さん。

【飯岡佐治雄さん】
「剪定をしたり、頭を切ったりするのが一番問題」

【齋藤正昂アナウンサー】
「その苦労のおかげで我々はおいしいクリをいただけると」

【飯岡佐治雄さん】
「いっぱい食べてください」

先祖代々クリを栽培している飯岡さんが最近家族に作ってもらったというクリ料理が…

【飯岡佐治雄さん】
「クリのかきあげを作ってもらって食べた感じは、サツマイモより味が濃くておいしい。皆さん色んなことを考えて作ってもらえれば」

収穫は9月下旬にピークを迎え、JAえちご中越の加茂栗栽培生産組合では約6トンのクリの出荷を見込んでいます。

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