旅行者も思わず絶望 道路標識をよく読むと?「二度見した」「なんて?」

道路を利用する人たちに向けて必要な情報を伝えるのが、道路標識の役目です。
制限速度の情報や注意喚起など、標識の内容はさまざま。また、近くに有名なスポットがある場合、案内板のような役目を果たすこともあります。
車で旅行をした際、目的地の名称が記載された標識を見て、ほっと胸をなで下ろした経験のある人は多いでしょう。
なげこみ(@ngkm_wtl5)さんがXに投稿したのは、特定の人を絶望の淵に立たせる道路標識。
島根県仁多郡の奥出雲町から出て、国道183号に合流する手前の場所で、多くの旅行者が目を疑うであろう光景をとらえたといいます。
「これは、広島空港へ行こうとした人を絶望させる標識だ…」
写っているのは、自然豊かな場所で撮影された、静かな道路。目立つ位置に標識が掲示されており、広島県三原市にある広島空港への案内をしています。
一見、どこが『人を絶望させる光景』なのかは分からないでしょう。…しかし、標識をよく見れば、あなたもおかしな部分に気付くはずです。
標識に書かれたのは、『広島空港まであと103km』という案内。もちろん、決して間違っているわけではありません。
一般的に、目的地への案内として掲示される標識では、数百mや数kmあたりの距離がほとんど。100km以上離れた場所を案内する標識は、レアケースといえます。
この情報を知ったところで、実際に目的地に着くのは、まだまだ先。車を運転する旅行者は、ぬか喜びをさせられてしまうかもしれませんね…。
写真はまたたく間に拡散され、多くの人が驚く声を上げています。
・は?ごめん、なんて?
・コラ!「ほら、もうすぐですよ」みたいな空気を出すな!
・「ふーん、103mね」と思ったらケタが違って二度見した。
一方で、のどかな地域に住んでいる人からは「ネットの反応を見るまで、何に驚くのかがまったく分からなかった」という声も。
人と建物が少ない地域では、こういった、とんでもなく先の目的地を指す案内板に遭遇することも少なくありません。
多くの人を驚かせた道路標識ですが、生まれ育った環境によっては「なんだ、たったの103kmか」と感じる人もいるようです…。
[文・構成/grape編集部]

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