“野球好き”議員が他人のバット持ち帰った疑い 任意で事情聴取される キャッチコピーは「全力投球」

野球が趣味で、キャッチコピーに「全力投球」を掲げていた愛知県西尾市の議員がバッティングセンターで他人のバットを持ち帰ったとして、警察から任意で事情聴取を受けたことが分かりました。
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「モットーは全力投球。こう掲げていた議員が、バッティングセンターで他人のバットを持ち去った疑いがもたれています」任意で愛知県警の事情聴取を受けているのは、愛知県西尾市の黒辺一彦市議(49)。
黒辺議員などによりますと、ことし7月、半田市内のバッティングセンターを訪れた際、他人のバットを持ち帰ったとして、9月9日、事情聴取を受けたということです。
持ち帰ったバットは、施設のバットが立てかけてあるところとネットの間に転がっていて、黒辺議員は「忘れ物だと思っていたが、届け出をせず持ち帰った」と話しました。
黒辺議員
(黒辺議員)「浅はかな判断だったと思っている。申し訳ありませんでした」
野球が好きでこの日も息子と2人でバッティングセンターを訪れたという黒辺議員。今回の行動に至った理由について問われると…(黒辺議員)「軽率だった。なぜも何も、考えていなかったのでお相手のことも考えなかったのが事実」
ホームページなどによりますと、西尾市出身の黒辺議員は会社員を経て、2017年の市議選で全体3位の得票数で初当選。現在2期目を務めています。
CBC
(西尾市民)40代女性「本当なのかなというのと立場のある方がどうしてという気持ちと両方。潔いご判断をいただけるといいなと思う」70代男性「市議は市民の代表だからまずいのでは」60代女性「とても恥ずかしい出来事だと思う。釈明のしようがないことなのかな」
「自分のことのように相手をおもいやる」を「信条」とする黒辺議員。今後の自身の進退については「議会の判断に従う」としながらも「職責を全うしたい」と答えました。
CBC

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