戦後の食糧難、ハワイ県系人から沖縄に贈られた豚の物語 県出身の噺家が語る 29日にうるま市で独演会

【うるま】「うちな~噺家(はなしか)」の藤木志ぃさーさんによる独演会が29日(日)午後2時から、うるま市民芸術劇場である。演目は「TKY550Pigs 戦後・ハワイから贈られた豚の壮大な物語」。うるま市勝連のホワイトビーチにハワイから豚が陸揚げされた9月27日の「海から豚がやってきた記念日」にちなんで企画した。
登場人物を演じるのではなくナレーション中心に再現する「地噺(じばなし)」のスタイルで、沖縄の戦後復興を支えたハワイの県系人の生きざまをよみがえらせる。
志ぃさーさんは「沖縄の移民の歴史や当時のチムグクルが分かる物語。沖縄の人に元気になってもらえると思います」と来場を呼びかけている。
木戸銭は一般2千円、高校生以下500円。問い合わせはクリエイティブアルファ、電話098(933)1887。

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