夏のお弁当作りで気を付けなければならないのが、食中毒対策です。
特に子供の場合、持ち歩き先に冷蔵庫がないケースも少なくありません。お弁当を腐らせないために、保冷剤をぎっしり詰め込んでしまいがちです。
お弁当袋を保冷剤でパンパンにしなくても安心して持ち歩ける方法があれば嬉しいですよね。
『NEWクレラップ』でおなじみのクレハが運営する『クレハおにぎりプロジェクト』(@krewrap_onigiri)のXが紹介する方法を参考にしてみましょう。
ここだけの話なんですが…冷凍おにぎりは保冷剤代わりにもなるんです…!!冷凍おにぎりを作るときに、ごはんに少量の油分を加えておくと自然解凍してもボソボソの食感になることなく美味しく食べられますよ◎知らなかった!という人は「」で教えてください! pic.twitter.com/1J2n7Cg6DW
クレハおにぎりプロジェクトがXで紹介しているのは、お弁当用のおにぎりを『冷凍おにぎり』にするという方法です。
この方法なら、おにぎりそのものが保冷剤代わりになります。おにぎりはもちろん、一緒に入れたおかずも効率よく冷やしてくれるでしょう。
『お弁当+保冷剤』で持つよりも荷物を少なくできるため、持ち歩く人にとってもメリットがあります。
とはいえ「冷凍おにぎりを自然解凍すると、ボソボソした食感になってしまうのでは…」と不安を感じる人も多いでしょう。
クレハおにぎりプロジェクトの投稿によると、冷凍おにぎりを作る段階でごはんに少量の油分を加えておくと、食感の変化を抑えやすくなるとのことです。
具体的な方法を見てみましょう。
ここで、おいしい冷凍おにぎりを作るためのコツを3つ紹介します。
冷凍おにぎりには、油分や水分の少ない具材を使うのがおすすめです。
水分が多い具材は解凍した時にベチャッとした食感になり、油分が多いと分離して味が損なわれてしまいます。
冷凍おにぎりの具材には『梅干し』『焼き鮭』『塩昆布』などが適しており、逆にツナマヨなどは避けたほうがよいでしょう。
具材には油分を避けたほうがよいですが、ごはんには油分を足すとパサつきを防ぐことができます。
ごはんをコーティングするように少量のサラダ油やゴマ油を混ぜてから握るようにしましょう。
ラップを使っておにぎりを握ると、空気の接触を防ぐだけでなく衛生面にも配慮してそのまま冷凍ができます。
ご飯は熱いうちに握り、粗熱をとってから冷凍庫に入れましょう。
冷凍おにぎりは約1か月間保存が可能です。
時間がある時にまとめて作っておけば、朝のお弁当づくりの負担を軽減できるでしょう。
凍ったおにぎりが完全に溶け切るまでには、ある程度時間がかかります。
それにより長時間保冷剤としての役割を果たし、お昼時にはちょうど食べ頃を迎えることができるでしょう。
夏のお弁当の食中毒対策で悩んでいたら『おにぎりを冷凍する』という裏技を取り入れてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]