ハンディファンは「絶対に手を離さないで」 注意喚起に「気を付けます」

手軽に暑さをしのげる『ハンディファン』。コンパクトで持ち運びやすいので、通勤や通学、外出時の暑さ対策として手放せないという人も多いかもしれません。
しかしその便利さの裏には、思わぬ危険が潜んでいることを知っていますか。
『NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)』(@NITE_JP)のXアカウントでは、ハンディファンを使用する時の注意点を紹介しています。
【動くトリセツ】猛暑で手放せないハンディファンですが絶対に手を離さないでください!内部のリチウムイオン電池は落下等の強い衝撃に弱く、最悪発火してしまいます。#NITE #キケンを知らせナイト pic.twitter.com/WK75JiZ6fM
『NITE』がXにて注意喚起しているのは、ハンディファン取り扱いに関する重要なポイントです。
ハンディファンを使用する時やかばんから取り出す時に、手が滑って落としてしまうことがあるかもしれません。
地面に落とすなどして外部から強い衝撃が加わると、内部のバッテリーに深刻なダメージを与える可能性があります。
バッテリーの損傷は、発火や破裂などの重大な事故につながる危険性があるので、十分に注意が必要です。
また、落下以外にもどこかにぶつけたり踏み付けたりすることで、内部のバッテリーが破損する恐れがあります。
使用中だけでなく、持ち運びする時にも細心の注意を払い、できるだけ丁寧に扱うよう心がけましょう。
万が一、強い衝撃を与えてしまった場合はすぐに使用を中止し、製造・輸入事業者や販売元の修理窓口に相談することをおすすめします。
ほとんどのハンディファンには、リチウムイオンバッテリーが搭載されているので、燃えるゴミや燃えないゴミとして廃棄してはいけません。
これらを一般ゴミとして捨てると、ゴミ収集車内で圧縮されて発火し、火災を引き起こす危険性があります。
リチウムイオンバッテリーを含む製品を廃棄する際は、各自治体で定められている分別方法に従いましょう。
ハンディファンは暑い季節を快適に過ごすための便利なアイテムです。
しかし、使い方を誤ると思わぬトラブルが起きることもあるので注意しましょう。
日々の小さな心掛けが、大きな事故を防ぐ鍵となります。ハンディファンを安全に使用し、快適な夏を過ごしましょう。
[文・構成/grape編集部]

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