オーネットは、「独身男女の結婚に関する意識調査」結果を8月28日に発表した。同調査は2024年8月20日~24日の期間、全国の25~34歳の独身男女702人を対象にインターネットを用いて行われた。
自身の結婚について、どのような考えを持っているかを尋ねたところ、53.4%が「いつかは結婚をしたいと思っている」と回答した。一方で、24.5%が「結婚をしたいとは思わない」と回答した。
「いつかは結婚をしたいと思っている」と回答した男女に対して、直近の日常生活の中で、「結婚したい」という気持ちが高まったのがどのようなシーンだったかを尋ねたところ、男女ともに最多は、「友人や知人が結婚をすると知ったとき」(全体:26.7%、男性:28.6%、女性:24.7%)だった。
2位は「自身の将来(老後含む)について考えたとき」(全体:21.3%)、3位は「仲のよさそうな夫婦(またはカップルを含む)を見かけたとき」(全体:19.7%)、4位が「自宅で一人でいるときにふと孤独を感じたとき」(全体:16.5%)と続いた。
「結婚したいと思わない」と回答した人に、その理由を聞いたところ、最多は、「一人で生活する方が自由で気楽だから」(全体:43.6%、男性:41.8%、女性:45.7%)という結果となり、わずかに女性が男性を上回る結果となった。
以降、2位「特に理由はない」(全体:21.5%)、3位「経済的な不安があるから」(全体:12.2%)、4位「好きな人と一緒に過ごせれば結婚にはこだわらない」(全体:11.0%)という結果に。
経済的な不安があるからという回答については、女性の4.9%に対して男性が18.7%と男女間で大きな差があり、男性の結婚に対する大きなハードルの一つになっていることがうかがえるという。
「いつかは結婚をしたいと思っている」と回答した男女に、実際に将来の自分が結婚をしているかどうかの未来予想を聞いた。
結果、「間違いなく結婚している」(全体:26.9%、男性:29.6%、女性:24.2%)、「おそらくしていると思う」(全体:34.1%、男性:36.0%、女性:32,3%)を合計すると、全体で61.0%、男性で65.6%、女性で56.5%が、将来自分は「結婚しているだろう」と未来予想をした。
一方で、「結婚していないかもしれない」(全体:22.7%、男性:20.1%、女性:25.3%)、「わからない」(全体:16.3%、男性:14.3%、女性:18.3%)となり、合計すると全体で39.0%の男女が「結婚したい」と思ってはいるものの、もしかしたら「結婚していないかもしれない」というネガティブな未来予想をした結果となった。