パンを焦がしてしまった… 簡単に取れる方法に「目からウロコ」「感動」

パンをトースターで焼いていると「目を離した隙に焦げてしまった」なんてことはありませんか。
見た目や味を損なってしまうだけでなく、食べてしまうと身体にも影響を与えることもあるため、焦げを十分に取ってから食べるのがいいでしょう。
朝はパン派の筆者。食パンやバターロール、あんぱん、メロンパンなど、さまざまな種類を食べて、気分を上げています!
時には、朝食にいくつかの種類のパンを用意して味わうことも。
ある朝、食パンとバターロールをトースターで焼いていました。
パンが焼ける間、歯磨きや着替えなどで身支度を整え「そろそろ焼けたかな」と、トースターを確認すると…。
「やってしまいました…」
前日にトースターでグラタンを焼いたことを忘れていた筆者。設定温度を高くしたまま、温度調節のレバーを元に戻していなかったため、いつも以上に高温になっていたのです…。
さすがに、このまま捨ててしまうのはもったいないので、焦げを取る方法はないかと、キッチンの食器棚を開けて、考えていると…。
「ピーラーならいけるかも!」
野菜の皮を剥くために使うピーラーですが、硬い焦げも、こそげ取ってくれそうです!
期待をしながら、いざ、焦げたバターロールに使ってみると…。
「いける!」
焦げの部分だけを剥ぐように、バターロールにピーラーを当てて、やさしく動かしました。
細かく残った部分はしっかりと狙いを定めてこそげ落とします。
きれいに焦げを処理できて、バターロールをおいしく食べることに成功です!
続いては、食パン。
バターロールよりも、焦げがやわらかいので、多少取りにくさを感じました。
食パンの裏を持ち上げるようにすると、スムースにピーラーが使えます。
また、パンの耳の部分もしっかり焦げを落とすと…。
「食パンも、きれいに焦げが取れました!」
黒焦げのパンをそのまま食べると、身体への影響もあるため、しっかりと焦げを取ることが必要です。
農林水産省は、焦げた食品について、以下のように解説しています。
穀類や野菜など炭水化物を多く含む食品を炒めたり揚げたりした時、焦げた部分には多くの化学物質が生成します。アクリルアミドはそのとき生成する物質の一つです。また、肉や魚が焦げた部分にも、発がん物質を含む多くの化学物質が微量に含まれています。
気になる場合は焦げた部分を取り除いて食べると良いでしょう。ご家庭で調理をする時は、焦がしすぎないように注意しましょう。
農林水産省 ーより引用
小麦粉を原料とするパンなどの焦げには、多くの化学物質が生成されてしまいます。
中でもアクリルアミドは、神経毒性と発がん性といった身体への悪影響が懸念される物質。
焦がしてしまった場合は十分に取り除くほか、焦がし過ぎないように調理しましょう。
ピーラーでパンの焦げを取る方法は、偶然に見つけましたが、こんなにスムースに取れるなんて感動すら覚えました。筆者にとっては、まさに『目からウロコ』の発見です。
パンを焼きすぎて困ったら、諦めて捨てる前に、ピーラーを使った焦げ取りを試してみてはいかがでしょう!
[文・構成/grape編集部]

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