白菜の黒い斑点 意外な正体に「勘違いしてた」「マジ?」

鍋料理の定番具材の1つ『白菜』。スーパーで通年見かける野菜ですが、特に寒い時期には甘みが増していっそうおいしく食べられます。
白菜を購入する時、葉に付いている黒い斑点が気になったことはありませんか。
病気やカビのように見えるため、取り除くべきか悩むところですが、そのまま食べても問題ないそうです。
本記事では農林水産省の公式ページより、黒い斑点の正体について紹介します。
農林水産省のページでは、白菜の黒い斑点の正体について以下のように説明しています。
白菜の芯の部分についている黒い斑点は、「ゴマ症」によるものです。
黒い斑点は、白菜の生理障害によって生じたポリフェノールです。
農林水産省 ーより引用
この黒い斑点の正体『ポリフェノール』は、天候不順や肥料の過不足など、栽培環境のストレスが原因で発生するとのこと。
白菜に限らずほとんどの植物がポリフェノールを有していて、外的要因から身を守っています。
通常の白菜と見た目が異なると、味にも変化出るのではないかと気になるものです。
ポリフェノールには苦みの元となる成分が含まれています。しかし白菜の黒い斑点の場合は、味や風味にほとんど影響が出ないそうです。
買った時に黒い斑点がなくても、保存の仕方によっては斑点が出現することも。適切な方法で保存しましょう。
秋冬の涼しい季節は常温保存が可能です。温度が上がりにくい場所で新聞紙に筒んで立てておけば、2~3週間は保存できます。
なお暑い時期に白菜を常温保存すると傷んでしまうため、同じく新聞紙に包んで野菜室に入れてください。
カットした白菜は冷蔵・冷凍で保存し、切り口からの乾燥を防ぎましょう。
2分の1もしくは4分の1サイズにカットされた白菜は、切り口をキッチンペーパーで覆った上でラップに包めば、1週間程度の保存が可能です。
食べやすいサイズにカットしたものは、保存袋に入れて冷凍保存してください。もし白菜の食感を残したい場合は、ゆでてから保存袋に入れて冷凍するとよいでしょう。
味には影響がないとはいえ、どうしても見た目が気になるなら、ご紹介した方法で保存してみてください。
ただしツンと鼻を刺す臭いがしたり、明らかに全体が茶色や黒色に変色したりしている場合は、調理するのは控えるようにましょう。
[文・構成/grape編集部]

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