IBJが運営する「ブライダルネット」は、「子ども」に関するアンケート調査結果を8月9日に発表した。同調査は2024年7月31日~8月5日の期間、ブライダルネットで婚活中の男女1,356人を対象にインターネットを用いて行われた。
将来子どもを希望しているか調査したところ、「希望している」または「希望しているが不安や懸念がある」と回答した男性は67.9%、女性は58.7%という結果になった。
一方で、出産適齢期と言われる20~30代に絞ると、男性は91.7%、女性は88.6%と若い世代で「子ども」を希望する割合が高いことが分かった。特に、女性よりも男性の方が、希望する割合が3.1ポイント高くなった。
「子どもを希望している」または「希望しているが不安や懸念がある」と回答した人を対象に、自分の身体について不安になることがあるかを尋ねたところ、男性は52.1%、女性は84.4%が「不安がある」と回答した。
平均出産年齢の上昇や、妊娠や出産についてのさまざまな情報を知る機会が増えたことで、今から不安を感じている人が多いという。
子どもを希望している人と、そうでない人のそれぞれに、相手に望む「子ども」に関する価値観を聞いたところ、半数以上が同じ価値観を希望していることが分かった。
しかし、子どもを希望する人もそうでない人も、「子どもについて相談して決めたい」と回答した人が4割を占めることから、お互いの気持ちを確認しながら進めていきたい人も少なくないという。